俺の一番のファン青×桃 (ページ30)

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アイドルページ30

「好きな人から勉強したらあかん？」

なんて聞いてみれば、流星の照れ笑いが聞こえた

ふふっ笑いつも余裕そうな流星の照れたところ、電話越しよりも直接見る時がいつか来るかな？

…って、来るよな！俺ら恋人やねんから！！

"ガチャッ"

紫「そろそろ準備できるってー」

「あ、え…は、濵ちゃん！」

やっば！ここが控室やってことすっかり忘れてた！

「あ、あ…またね！」

青『んえ？あ…』

なんの説明もしないで電話切っちゃったから流星怒ったかな…？

なんて心配してる余裕はありません！

紫「誰と電話してたん？」

「あ、えっと…と、友達！」

紫「友達ねー。ほんまか？」

「ほんまやって笑なに疑ってるん？笑」

紫「いや、ほんまならええけど」

なんとか誤魔化したけど絶対にまだ怪しんでるはず

一度バレたからこそ濵ちゃんは警戒しておかなあかんな

そう覚悟して俺は撮影へと向かう

R.Fマネージャーさん?
大丈夫やった?

撮影に向かう前に見たスマホに表示されてた通知

後でちゃんと連絡入れようと思ってたけど、気遣いのできる最高の彼氏やな

なんて、流星のことを思い出すだけで俺の頬が緩くなる

…は！あかんあかん！仕事に集中せな！！

頬をバシバシ叩いてアイドル小瀧望へと切り替える

紫「……」

この時、気づけばよかったんや

俺の撮影中に濵ちゃんがこっそり俺のスマホを確認してたことに