アイドル ページ3
紫「今日も気合い入ってたなー笑」
ライブも終わって楽屋へ戻ってくると、マネージャーの�陲舛磴鵑�ニコニコしながら話しかけてくる
「いつもと変わらんて笑」
そう応えながらシャワーを浴びるための準備をすすめる
"いつもと変わらん"
そう言いながらも�陲舛磴鵑慮世δ未蠅覆鵑麓�覚してる
衣装を脱いでシャワーを浴びながら今日のライブを振り返れば
いつものようにテンションの高い俺に加えてファンサ祭りの俺を思い出す
彼が居るだけでその日のライブは特別になる
アイドルとしてそんなんあかんのかもしれんけど、間違いなく俺は彼を意識してて
「また来るよな」
見つけた日の終演後にはいつもそんなことを呟いてしまう
彼以外にも俺をずっと応援してくれてるファンはいる
でも彼は他のファンとどこかちゃうねん
整った容姿とか、抜群のスタイルとか
そういうことやない。彼にしか出せない雰囲気というか、魅力を感じる。
俺のライブは座席によって値段がちゃうから、お金があって抽選運もあれば俺の近くに来れる
なのに彼は決してそこに手を出さず、いつも後ろの方で俺を眺めるだけ
ファンサしても喜んでくれるわけやなくて、"ふっ"と軽く口角を上げる感じ
そんな姿に俺の方がいつもドキッとしてまうねん
あんな余裕な感じで、大人っぽい感じ
気が付けば彼の虜で困ってしまう
「ふぅ！すっきりしたー！」
シャワーから出てくればソファーでゆっくりしてる�陲舛磴鵑了僂�
お前、マネージャーやろ！ってツッコミたくなるけど、この緩い感じの方が楽で有難い
紫「お！やっと出てきた！」
「なんか用事あった？」
紫「今日はオーラスなんやから打ち上げに決まってるやろ！店は予約してあるから着く時間連絡しとかな！」
オーラス後にスタッフさんと飯に行くのは定番ごと
お店はスタッフさん側が用意してくれるんやけど、みんなで楽しめる場所をいつも用意してくれて助かるよね
ツアーして終わりじゃなくて、終わった後にみんなでお疲れ様会することでチームで頑張ってたんやなって改めて感じるから好き
「よーし！今日はたくさん飲むぞー！」
紫「ほどほどにしろよー？笑」
「はーい笑」
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作者名：まかろん
| 作成日時：2023年7月8日 23時
