アイドル ページ15
女「そうですよね…すみません、こんなこと言って…でも、これからも投稿楽しみにしてていいですか？」
青「あー、あんなんでよければ笑」
女「大丈夫です！なんか機会あれば、のんちゃん関連の集まりとか開いてくださいよ！」
青「集まり？」
女「はい！お兄さんが開けばたくさんののんちゃんファンが集まると思います！そしたらのんちゃんの良さもみんなで共有できますよ！」
青「あー…考えときますね笑」
女「ありがとうございます！すみません、引き止めちゃって…今日は楽しみましょうね！」
笑顔で手を振りながら去っていく女性
俺関連の集まりか…
きっと女性が多いんやろうな
俺のファンの子達かわええ子いっぱいおるし、そこでいい出会いがあるかも…？
そんなこと思ったら、集まりなんて開いてほしくないなって思う俺はほんまに酷いアイドルやで
ファンの子たちの交流の場を潰そうとしてるわけやし…
でもしゃあないやん？好きやねんもん。彼のことが
青「……？」
やっと1人になった彼のところへ足を進めて袖を引っ張る
ウジウジなんてしてられない
開演時間も迫ってるし、また彼が他の人に捕まってまうかもしれん
その前に声かけなあかんかってん
でもここでは話せへん
ここには俺のファンがたくさんおって、いつバレるかわからへん
バレたら大騒ぎになるし、そんなことしたら彼にも迷惑かかるから
"友達"
そんな誤魔化しももっと彼との距離を縮めないとできへん
「着いてきて」
ただ一言。それだけを伝えて俺は彼の腕を引っ張る。
こんな怪しい感じやのに、無言で着いてくる彼は不思議や。
やばいやつとか思わへんのかな？
まぁ、そんなことどうでもいいか
今は黙って着いてきてくれる方が助かるから
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作者名：まかろん
| 作成日時：2023年7月8日 23時
