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「さとみくん？」
さとみ「急だけど驚かないで聞いてほしい」
私の目をじっと見て真剣な表情のさとみくん
私も覚悟決めないと…
さとみ「いくら鈍感なAでも、もう俺がこれから何をするのか分かるでしょ？」
驚きと緊張で一気に口の中の水分が無くなった
ぼんやりとプロポーズされるかもしれないと思ってたけど、今のさとみくんの一言で確信に変わった
首を縦に振るといつもみたいに微笑んでくれた
さとみ「何言おうか事前に考えてたんだけどさ、緊張で全部忘れちゃった」
「ねぇ〜」
よかった、緊張しているのはさとみくんも同じだったんだね
心臓が口から出そうってこの事を言うんだなって今やっと本当の意味が分かった
ドキドキとかそんな可愛いもんじゃないくらい心臓が音をたててる
2人で暫く笑い合ってると、さとみくんが口を開いた
さとみ「俺の隣にAがいない未来を想像できなくて、この先もずっとAと一緒に居たい
俺の勘違いじゃなきゃ、こう思ってるのはAも一緒でしょ？
Aがまだ早いって言うなら、何年でも何十年でも待つ
俺がAを幸せにする だから、俺と結婚してください」
さとみくんの手には、小さな箱の中にキラキラ光る物があった
その瞬間、感情がぶわっと溢れ出した
返事しなきゃいけないのに、涙しか出なくて何も言えない
私もさとみくんとずっと一緒に居たいと思ってた
結婚するならさとみくん以外ありえないと思ってた
さとみ「泣かないでA」
いつの間にか私の直ぐ目の前に来ていたさとみくん
さとみ「返事聞いてもいい？」
「こんな私でいいなら」
さとみ「Aがいいんだよ」
「私も、さとみくんとずっと一緒に居たい…！！」
さとみ「うん、これからもずっと一緒に居よう 愛してる」
初めて聞いた愛してるは泣きそうな震える声
ぎゅっと抱きしめるとさとみくんも腕の力を強めた
さとみ「幸せすぎてどうしよう」
「さとみくんまで泣かないでよ！ もっと泣いちゃうじゃん！！ バカ〜」
さとみ「そんな無茶言うな」
そっと顔を両手で包まれた
さとみ「今までずっと我慢してきたことしていい？」
「うん、いいよ」
初めてしたキスは涙の味がした
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レモン(プロフ) - こんな時間が空いてコメントしてしまってすいません。最近界隈に戻ってきてさとみくんの新曲を聴いて、すごくこの作品にぴったりだと思いだして読ませていただきました。私はさとみくん落ちでこの作品以上の神作を見たことがありません。ありがとうございました。 (8月7日 22時) (
レス) id: 3aa397cbb4 (このIDを非表示/違反報告)
雨(プロフ) - 完結おめでとうございます！遅くなってしまいましたが、この2人の幸せをひたすら祈りながら読む日々はすごく楽しかったです。ありがとうございました (2021年6月20日 21時) (レス) id: e98f2497ff (このIDを非表示/違反報告)
紫水(プロフ) - 完結おめでとうございます〜！！ずっっとこの作品大好きで読ませていただいていました！ドキドキと笑いと沢山あって大好きなお話です！長い間お疲れ様でした！！ (2021年6月7日 17時) (レス) id: 947fb1572c (このIDを非表示/違反報告)
のんふぇる(プロフ) - 簡潔おめでとうございます！もう、このシリーズ好きで夢小説としてじゃなくて途中から普通に二次創作恋愛ものになってました(笑)もう、夢主かわいー！ってずっと言ってました。 (2021年6月7日 1時) (レス) id: 993a2e5786 (このIDを非表示/違反報告)
星空_kanata_(プロフ) - 完結おめでとうございます！！コメントなどあまりしていなかったのですが、ずっと読ませてもらってました！丁度June brideに結婚式という形で終わる事に凄く感激してます！ (2021年6月5日 11時) (レス) id: efa314ad9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃ
| 作成日時：2020年9月9日 0時
