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-総統室-
sn 「かみさん」
おどおどした様子ですぬくんは言う。
km 「なに？どうしたの？」
sn 「あの、その……ラテンさんが、」
かみぶくろの圧に気圧され、文の終わりになるにつれて段々と声量が弱々しくなっていった。
km 「ほっとけ言うたやろ」
なんやそんなことか、とそっぽを向いた。
しかしすぬくんが
sn 「その、えと…率直に言うと、仲直り？したいらしいです」
と最後まで言い切ると、振り返り、
km「ラテン呼んで」
と言った。
それを見てまたすぬくんは小走りで書斎に向かった。
ガチャ、と書斎のドアが空いた音がする。
パッと前を見ると、すぬくんの姿だった。
どうだった、と聞くと彼女は来てください、と言った。
rt「 私ちゃんと言えるかね、謝ったことマジでないんだけど」
sn「大丈夫です、ラテンさんなら言えますよ」
あったかい言葉をかけてくれるなあ、としみじみ思った。
私は総統室の扉をノックしてから開ける。
かみさんの姿は久方ぶりに見たなあ。
km 「で、ラテン。話って何？」
いざそう言われると緊張する。
km 「Kに、すぬに、言われたみたいやね」
rt 「あぁ、言われたよ」
知ってるんだ。
km 「僕、同じ失敗するやつは好きじゃないの。"君"は僕の期待に答えてくれる？ 」
喉がぎゅっとなって、言いたいことが発せない。
でも私は言わなくちゃ。
rt 「いや、その………」
がんばれ、もう一息。
そう心で唱える。
rt 「できるだけは答えてみようと思うよ。……あと、…ごめ、ん。」
言えた。良かった。
km 「僕もごめんね、ラテン」
許してくれた、という事だろうか。
柔らかい笑みでそう言われれば、申し訳ないという感情が滝のように溢れてくる。
rt 「ほんまごめんなさい、私の気分が悪かったからって当たっちゃって…次からは気をつける」
早口に私は言う。
km 「僕も言いすぎたね。ごめんよ」
うん。私も本当にごめんね。
rt 「お詫び…これ」
私は直された報告書をずいっと突き出す。
km 「！…ふふ、どうも」
私の大好きな総統は綺麗に笑った。
rt 「やっぱ揉めっぱなし良くないわ…」と独り言みたいに呟けば、
km 「僕の圧でみんな怯えてんのおもろいよね」とかみさん。
sn 「はた迷惑じゃ貴様」
km「wwww」
親しき仲にも礼儀あり、って事なんだろうな。
私は心からそう思った。
私は、みんなと一緒にいたいよ。
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ノラア(プロフ) - おめでたいね〜もう2周年。早かったような遅かったような。いや絶対早かったな。3周年目指して緩くがんばってこ〜 (5月29日 22時) (
レス) id: 7e0f8b99c7 (このIDを非表示/違反報告)
清水(プロフ) - 二周年おめでとう！めでたい！！今年も頑張ろう！と、何もできていないワタクシが通ります… (5月29日 19時) (レス) id: 17bca52c33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：A's【アライアンズ】 x他2人 | 作者ホームページ：
作成日時：2023年3月5日 23時
