向日葵-僕は貴女だけを見つめる- (ページ9)

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向日葵#9 ページ9

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『こんな時間まで一緒に居ってくれてありがとね』

神｢こちらこそ、こんな長居してもうてごめんな｣

『んーん、暇やったから楽しかったで』

神｢そか、良かった！｣

流｢ゆっくり休めよ！｣

『おん、！』

そう言って、2人は部屋を出ていくが

しげは2人が出ていくのを待ち構え

私としげだけの時間が流れる。

『あ、そっか、しげ窓から帰れるもんな』

そういえば、と思って笑う。

し｢おん、その…無理せんといてな？

部屋隣やし、何かあったらメールしてすぐ駆けつけたるから｣

『なんやねん、もう大丈夫よ？

安静にしてれば治るし、ただの風邪やし。』

し｢おん、｣

『ん、もう、どうしたんよ？今日おかしいで？』

『しげらしくないで！』

し｢ … ｣

しげは何かを言いかけようとしたが、

言うのを諦めたのかすぐに顔を背けて、

し｢じゃあな、｣

そう言って、自分の部屋へ帰って行った。

『ほんと、なんなん？、』