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藤色の目をした黒髪の刀剣男士。
『 初めまして。薬研。
これからよろしくお願い致します 』
「 今度の大将はあんたか。よろしくな！ 」
『 はい！ 』
「 ねえねえ、主。
薬研にも砕けた口調で話したら？
俺だけにその口調なのも優越感に浸れてとっても嬉しいんだけどやっぱりこれから一緒の時間を過ごすんだしさ、ね？ 」
『 そうだね。では改めて薬研。
今回貴方の審神者になったAよ。よろしくね 』
薬研に向き直り挨拶をすれば薬研は呆然としていた。
『 薬研？ 』
「 ！ああ、すまねえ。
大将が笑うとなんかこう桜の香りがするっていうかなんか心地よくて 」
「 それわかる。
笑わなくても隣にいるだけで心が落ち着くんだよね 」
驚いた。
まさかそんなことを言われてるなんて。
私は誰かのそばに居ると相手に不快を与えるだけなんじゃないかと思っていたから。
だってみんなにそばに居て落ち着くなんて言われたことないから。
『 そう言ってくれて嬉しい。ありがとう 』
私はこの時やっと自分の殻が破れた気がした。
「 もし良ければあと四振り鍛刀して見ますか？ 」
『 え、でもそんな資材がないんじゃ…… 』
「 役人様からある程度の資材は貰っているので心配はございません！
それに３人だけだと心細いでしょう？」
『 え 』
"「 幸村たちと距離を置いてAちゃんは大丈夫なのかい？ 」"
"「 ……昔のことを思い出して心細いけど仕方ないわ 」"
陸ちゃんから事情を聞いて……？
「 主様？ 」
『 ……じゃあお言葉に甘えて鍛刀するね 』
「 はい！」
私は妖精さんに必要な分の資材を渡し鍛刀が終わるのを待った。
「 お、早速新しい仲間に会えるのか。
こりゃあ楽しみだ 」
「 ただでさえ薬研が来て主を独り占めする時間少ないのにもう新しいの来ちゃったら余計独り占め出来ないし 」
「 まあ、そう言うなや加州の旦那。
あんたが初期刀なのは変わんねえんだからよ 」
「 そうね 」
「 まあ短刀の俺っちと比べれば大将に構ってくれる頻度は減ると思うけどな 」
「 なっ、薬研お前！ 」
「 大将に惚れたのは旦那だけじゃねえぜ？ 」
２人が火花を散らしていたのを私は知らない。
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桃花 - 更新待ってます！応援しています！！ (2022年10月17日 20時) (
レス) @page37 id: 8598ef157b (このIDを非表示/違反報告)
仮面 - 更新待ってます！面白いです!これからも応援してます！ (2021年7月15日 23時) (レス) id: d227954572 (このIDを非表示/違反報告)
皐(プロフ) - 初見で失礼します！短刀はぜひ薬研を！お願いします！あとは清光を連れていってください！これからも更新、楽しみに待ってます！ (2021年5月3日 16時) (レス) id: b4d434e99d (このIDを非表示/違反報告)
ソメイヨシノ(プロフ) - この作品好きで好きでずっと続き気になっていたので戻ってきてくださり有難うございます！！！これからも無理のない程度し更新して頂けたらと思います。 (2020年9月30日 21時) (レス) id: 9004a52e42 (このIDを非表示/違反報告)
仁王彩香 - ？？？？？ (2020年7月20日 16時) (レス) id: a3e64590b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：。 | 作成日時：2019年9月26日 16時
