お花屋さんの私と彼

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『 マク先輩ってどこまでも優しいですよね 』

マ「 …え？」

『 て、ごめんなさい本題はこれじゃないのに…いやある意味本題なんだけど… 』




そう言うとハハハ！と笑って

私にデコピンをする




『 痛あ〜〜！』




やっぱり撤回！優しくない！




マ「 俺がお前のこと好きって言ったことは忘れていいよ 」




私に気を遣ってそんな事を言うから



『 嫌です一生忘れません、お墓まで持ってきます 』

マ「 ヤ〜〜やめろよ 」



耳を赤くしてちょっと怒った顔をする









『 でも私、ほんとに嬉しかったです 』



そう言えばピタッと止まって真顔になって




『 ジェノくんに出会ってなかったらマク先輩と結婚してたと思います 』

マ「 おま、ほんと、ハア…俺の気持ち弄ぶなよ 」

『 ふふふ(笑)』




今度は呆れた顔をする


コロコロ変わって何だか可愛いな





『 わがままかもしれないけど、マク先輩とはこれからも仲良くしたいです 』

マ「 そんなん言われなくてもするに決まってる 」




マク先輩大好きだなあ


あまりに自分勝手かもしれないけど

それを許してくれるマク先輩に甘えたい





『 ジェノくんに告白されました 』

マ「 よし今夜はお祝いだ 」

『 やった〜〜！！』





マ「 幸せになれよ 」





マク先輩は、私の人生に不可欠な存在だ









ス「 何強がって余裕ブッこいてんのよ 」

マ「 聞いてたのかよ 」



ス「 我が弟ながらやるわね 」

マ「 俺もそう思う、…なんちゃって 」







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