40 ページ41
.
その後も他のお店回ったり
ご飯食べたりしたけど
私はさっきのことで頭がいっぱいだった
ジ「 Aちゃん、大丈夫?疲れた?」
『 っ、ううん!ごめんぼーっとしてた…?』
ジ「 ふふ(笑)休もっか 」
そう言って私の手を取って
近くのベンチに座るジェノくん
ジ「 さっきは突然あんなこと言ってごめんね?」
私の頭をいっぱいにしてる事だ
『 ううん、ありがとう、また助けてもらっちゃった 』
そう言うといつもみたいに優しく微笑む
ジ「 そうだ、目瞑って 」
いきなりそう言われて驚いたけど
ゆっくり目を閉じる
ジ「 手出して 」
両手を出すと
その上に置かれた何か
ゆっくり目を開けると
『 わ、嘘… 』
私が途中で可愛いと言っていたピアスだった
ジ「 今日のお礼! 」
『 いつの間に…いいの?』
ジ「 このくらいさせてよ 」
どこまでも紳士過ぎるジェノくんに
胸がキューッと苦しくなる
ここ最近積み重なる何かは
明らかにジェノくんに対するものだった
それを言葉にしたら、認めたら
ダメな気がする
ミナさんみたいに強くなるって決めたのに
これじゃ私は弱いままだ
一度強くなれたと思ったのにな、
『 ジェノくん… 』
ジ「 ん?」
その優しい顔を見て
好き、と言ってしまいそうになった
だから私はまた逃げ出した
貰ったピアスを握りしめたまま
.
206人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ソラ(プロフ) - ソンアさん» ありがとうございます( ; ; )マクもチソンも考えてみますね(^ ^) (2018年9月22日 6時) (レス) id: 2c3950fa5d (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - momokiさん» 本当ですか( ; ; )嬉しいです、ありがとうございます、、! (2018年9月22日 6時) (レス) id: 2c3950fa5d (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - ファニさん» きゅんきゅんしていただけて嬉しいです( ; ; ) (2018年9月22日 6時) (レス) id: 2c3950fa5d (このIDを非表示/違反報告)
ソンア - この作品大好きです!この前のジェミンのお話も!マクペンなのでマク最近結構出てきて嬉しいです!このお話終わったらマクの話も描いてほしいです!それかチソン! (2018年9月21日 16時) (レス) id: add9d2e1cf (このIDを非表示/違反報告)
momoki - ジェノペンじゃないのにすごいかっこい~って思いました!!ソラさんが書くのはどれも読んでて楽しいです!! (2018年9月18日 22時) (レス) id: 07710025e9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ソラ | 作成日時:2018年7月31日 20時