お花屋さんの私と彼

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「「 カンパ〜〜イ！！！！」」


男女8人全員未成年なので

コーラで乾杯


自己紹介をみんな終えると



「 ねえねえねえ！ドンヒョクくんってどんな子がタイプなの？？」



早速ドンヒョクくんに食いつく隣の女の子


香水の匂いきついなあ…



ド「 香水とか何もつけてなくていい匂いがする子！すきだよ〜 」



うわあ…

ぐさっといくじゃん…



ブラックドンヒョク降臨…？？



席替えをすることになって

もちろんドンヒョクくんの隣はソッコーで埋まって


私はテキトーに隣になった男の子に

サラダを取ってあげた



「 えっありがとう！」

『 あ、どういたしまして 』




こういうのすっごく苦手だなあ

マク先輩に色々聞いとけば良かった




ていうかマク先輩迎えに来てくれたりしないかなあ…


( 最近車の免許を取ったマーク )





少し場が落ち着いてきたので

トイレに逃げた




『 はあ… 』



早く帰りたい…

こういう集まりで一人でひたすら

食べてる女いる？



いないよ……



いかにも顔が引きつっている自分を

鏡で確認してから

トイレを出ると




『 わっ、』


さっき隣になった男の子が壁に寄っかかっていた



曲がり角で見えなかったから

びっくりした…



「 ねえ俺たち2人で抜けない？」

『 えっ… 』




何これ、どういう状況？



「 何かAちゃんつまんなそうだし 」


よく見ると私のカバンを持っている


「 良いよね？」


そう言って私の腕を掴む



『 いや、その… 』



ここから抜けたいけど

別に貴方とは抜けたくないよ？！？



こういう場合どうすればいいんだろう…



「 行こ？」

『 や、やだ… 』



やだって言っちゃったよ思わず！！



「 ダメ、行こ 」


え〜〜？！？


そのまま引っ張られる



どうすればいいの？！？








「 嫌がってるんで離してあげてください 」







上から聞こえてきたその声に

後ろから伸びてきたその手に



息が止まるかと思った









『 ジェノ、くん…？』








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