お花屋さんの私と彼

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『 女性へのプレゼントでしたらピンクのお花とかも可愛いですけど、個人的には黄色もオススメなんですよ 』


小さい花束を持って行って

彼に見せる



「 どっちも可愛いですね 」


花を優しく触って、微笑む彼



私は思った


こんな素敵な人の彼女さんは

どんなに幸せなんだろう、と



その時


マ「 ジェノヤ〜！来てたのか！」



マク先輩が学校の制服で入ってきた


ジェ、ジェノヤ？


ジ「 マクヒョン！おじゃましてます 」



マク先輩、彼と知り合いだったんだ…



『 マク先輩、遅いですよ〜追試ですか？』

マ「 俺いつからそんな頭悪い設定になってるの？委員会だわ 」


て、そんな会話をしてる場合ではなくて


『 ていうか、お2人はお知り合いで…？』

マ「 ああ、コイツはジェノ、俺の仲いい後輩、お前と同い年だよ 」

ジ「 同い年？てっきり年下かと！」



ガーーーーン


お子ちゃまに見られた？

うう、ショック



マ「 ハハハッ！ガキんちょだもんなA」

『 うるさいマークリー！ 』



もう営業放棄したい…


うそうそ、彼の接客はしたい！！！



ジ「 そういうことじゃなくて、何か可愛らしかったから 」




この人は初対面で可愛らしいとか

さらっと言ってしまうタイプ…？


顔が熱くなるのが分かる




マ「 おいジェノヤ〜コイツ男に免疫ないんだからそういう事は言うなよ 」


マークリー、本当に殴っていい？



そんな事より

私の心臓はうるさかった





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