ついに ページ6
ジョン「行こうか、準備できた？」
「………」
ギュ「早く行かないと社長に何言われるかわかんないぞ」
ドンウ「今日のリュック…」
ホヤ「リュックいらないんじゃない？」
ドンウ「いるの！」
ヨル「エル〜行こうー」
エル「うん」
ギュ「元気だせ」
「………」
ヨル「ウヒョニヒョンは？」
ギュ「部屋から出てこないんだ」
ドンウ「ウヒョナぁーいくぞー」
ウヒョン「行かない。みんなで行ってきて」
ギュ「おい、みんなで行くって約束だろ？」
ウヒョン「俺はもうお兄ちゃんじゃないから」
ジョン「A、おいで」
ソンジョンはAの手を繋いで歩き出した。
ジョン「気にしないで。僕は味方だよ」
何も答えないAの手をギュっと強く握り直したソンジョン。
事務所に着くと練習生たちが騒ぎ出す。
あの子だれ？
オッパの彼女？
ここの練習生じゃない？
そんな噂話も今のAには全く耳に入って来なかった。
社長「お前たちもすっかり有名人だな」
ギュ「いえ…笑」
社長「Aももうすぐ有名人だ」
エル「え？」
社長「デビューさせようと思ってる。」
ホヤ「グループですか？ソロですか？」
社長「ソロでデビューさせたいんだ。Aは歌も上手いし、ビジュアルも良いからソロでも十分いけると思うんだけど。どうかな？」
「………」
社長「あれ？嬉しくない？」
ジョン「あ！今すごく眠たいみたいなんです。さっき起きたばかりだから」
社長「そう。ところでウヒョンは？具合でも悪い？」
泣きそうなAを必死で我慢させるソンジョン
社長「どうした？A」
ついに泣き出したA
ギュ「ウヒョンのこと気にしてるのか？」
社長「ウヒョンと何かあったのか？」
ギュ「朝、俺とウヒョンが揉めてAが俺をかばったらウヒョンが…お兄ちゃんやめるって」
社長「お兄ちゃんやめる？あいつが1番デレデレ可愛がってただろ」
ギュ「すぐ謝ってくるから気にするなって言ってるんですけど…」
社長「そうだよ。ウヒョンなんか気にすることない。Aと離れて暮らしてたとき1番落ち込んでたんだから」
ウヒョンのせいですっかり落ち込んでしまったA
デビューの話だってまともに頭に入ってこない。
社長「それでなんだけど…デビューしてからも今まで通り一緒に暮らすっていうのは難しいと思うんだけど」
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スピ猫 - 最高に面白いです！更新頑張って下さい^_^ (2013年10月8日 20時) (
レス) id: 92cd8461a9 (このIDを非表示/違反報告)
軌跡(プロフ) - 続きが気になります！更新頑張ってください！ (2013年9月29日 1時) (レス) id: 24aa8405c1 (このIDを非表示/違反報告)
まこ(プロフ) - すごく面白い！！更新楽しみにしてますー(^O^) (2013年9月28日 20時) (レス) id: a798f2b4fe (このIDを非表示/違反報告)
きぃ(プロフ) - ハラハラ ニヤニヤしました！更新楽しみにしてます＾＾ (2013年8月26日 23時) (レス) id: 4a7ac838b0 (このIDを非表示/違反報告)
ぺっちゃん(プロフ) - ほんとにこの小説大好きです！更新ふぁいてぃん！！ (2013年8月16日 1時) (レス) id: cf796d8172 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rain | 作成日時：2012年12月25日 0時
