甘え癖 ページ5
ギュ「起きろー」
「んー…」
ギュ「A、朝だよ」
「やぁだ」
ギュ「なにが嫌なの 笑」
そう言ってソンギュは部屋を出た。
「お兄ちゃん…泣」
寝ぼけたAは隣りにソンギュがいないことが分かるとぐずって泣き始めた。
同じ部屋のウヒョンがそれをに気づいた。
ウヒョン「どうしたー？A」
「ソンギュお兄ちゃん」
ウヒョン「ウヒョンだよ。ヒョンと一緒に寝てたの？ヒョンなら今みんな起こしてるよ」
「ずっと一緒って言ったのに…泣」
ウヒョン「ずっと一緒って言ったの？かわいそうに〜。寂しかったよな〜」
「お兄ちゃん…泣」
ウヒョン「お兄ちゃんが抱っこしてあげるから泣きやんで？」
「ぅん…」
ウヒョン「いい子いい子♡」
ウヒョンはAをお姫様抱っこでリビングに入るとソンギュに睨まれた。
ギュ「好き勝手甘やかすな。Aだって頑張ってるんだよ」
ウヒョンはAを下ろした
ウヒョン「ヒョンが約束破るからA泣いてたんだよ。それに妹なんだから甘くなるのは当然だろ」
ギュ「俺たちが甘やかしたせいでAがどんな思いしたか分かってるのか？」
ウヒョン「ヒョンだって昨日一緒に寝たりして甘やかしてるじゃん。なに？自分だけは甘やかしてもいいって？ふざけてる」
ジョン「ヒョンやめて。Aが泣いてる」
ウヒョン「ごめん…」
ウヒョンはAを自分の胸を収める。
「ソンギュお兄ちゃんは悪くないの」
ウヒョン「じゃあなに？俺が悪いの？」
ドンウ「ウヒョナ！」
「ちがうよ…」
ウヒョンはAを突き放して冷たい視線を向けた。
ウヒョン「見損なった」
「お兄ちゃん」
ウヒョン「もうお前のお兄ちゃんじゃないから」
「え…？」
それだけ言ってウヒョンは自分の部屋に戻った。
ジョン「A…？」
ギュ「本心じゃないよ。俺にイラついて勢いで言っただけだから気にするな」
ヨル「きっとすぐ謝ってくるよ、お兄ちゃんが悪かったよーって」
Aは何も言わなかった。
言えなかった。
この日からAはまた口を開かなくなった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 169人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
スピ猫 - 最高に面白いです！更新頑張って下さい^_^ (2013年10月8日 20時) (
レス) id: 92cd8461a9 (このIDを非表示/違反報告)
軌跡(プロフ) - 続きが気になります！更新頑張ってください！ (2013年9月29日 1時) (レス) id: 24aa8405c1 (このIDを非表示/違反報告)
まこ(プロフ) - すごく面白い！！更新楽しみにしてますー(^O^) (2013年9月28日 20時) (レス) id: a798f2b4fe (このIDを非表示/違反報告)
きぃ(プロフ) - ハラハラ ニヤニヤしました！更新楽しみにしてます＾＾ (2013年8月26日 23時) (レス) id: 4a7ac838b0 (このIDを非表示/違反報告)
ぺっちゃん(プロフ) - ほんとにこの小説大好きです！更新ふぁいてぃん！！ (2013年8月16日 1時) (レス) id: cf796d8172 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：rain | 作成日時：2012年12月25日 0時
