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side Hokuto
「北ちゃん、、北ちゃん起きて」
涼太さんの声が聞こえてきて、ゆっくり目を開くと苦笑いを浮かべた涼太さんが携帯を持っている。
涼太「壱馬から電話あった。起きたら電話して、だって。
心配してるみたいだったから今かけな。」
「え？かずまが？」
今までなかったことに驚いてLINEを開くと、
川村壱馬ほく?どこおる?
川村壱馬涼太さんとこおんの?
川村壱馬泊まらんで帰ってきて。ほくん家でもいいから
川村壱馬見たら電話して。迎え行く
もう夜も遅いのに30分おきで連絡が来てるのに驚いて
「うそ、、」
と声が漏れる。
涼太「嘘じゃない。北ちゃん ちゃんと愛されてるんだから自信持って、ね？」
涼太「ほら、電話して帰る準備しな。酔いも冷めてきたでしょ」
もう涼太さんのなされるがままに、右上の通話ボタンを押す。
『もしもし』
あぁ、壱馬の声だ。低くて男らしい、俺の好きな声だ。
今日はいつもよりまた低いなぁ
「あ、もしもし？」
『今 涼太さん家向かってるから』
「う、うん、わかった、ごめんね」
『いや、うん、俺もごめん』
「？？何でごめん？」
『、ちょっとだけ涼太さんに話聞いた。ちゃんと話したいことある』
「、、、わかった。待ってる。」
なんで壱馬は謝ったの？話したいことってなに？
終止符は今日打たれるの？
やだよ。やだ。まだ夢を見させて。
あーあ、諦めてやるって、眠る君に約束したばかりなのにな、、
ぐるぐると考えていても時間は経つもので、涼太さん家のインターホンが鳴って迎えを知らせる。
涼太「北ちゃん、ちゃんとわがままになりなよ〜？」
と壱馬に聞こえない声で言ってくれる涼太さんにお礼を告げて家を出る。
泣き腫らして、また涼太さんのお世話になるかもしれない。その時は、その時だ。
壱馬が乗ってきたであろうタクシーに乗せられて、
『来た道戻って、乗せてもらったとこで降ろしてもらえますか？』
と行き先を伝える。
まぁここからだと俺の家より壱馬の家の方が近い。
誰も喋らない無言のタクシーの中。
けれど涼太さんの家を出る時に掴まれた腕はそのままで、俺の早い脈が伝わってないか不安になる。
代金を払おうと離れた手が寂しいと感じてしまったけれど、タクシーを出るとまた腕を引かれて、通い慣れたマンションのロビー、エレベーター、フロアを抜けて壱馬が部屋の鍵を開けるのを待つ。
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ぴにに(プロフ) - KRRTさん» わぁ！ありがとうございます！じんりく良きですよね、、私もガッツリ書きたいと思っております！待っていて下さい〜！！ (2020年8月17日 10時) (
レス) id: 09c4359739 (このIDを非表示/違反報告)
ぴにに(プロフ) - サーシャさん» コメントありがとうございます！！泣いて喜んでますTT 甘々なかずほく書きたいですね、、亀更新ですが待ってて頂けると嬉しいです！ (2020年8月17日 10時) (レス) id: 09c4359739 (このIDを非表示/違反報告)
KRRT(プロフ) - じんりくのお話もっと読みたいです！ (2020年8月17日 6時) (レス) id: 99324aae1a (このIDを非表示/違反報告)
サーシャ(プロフ) - こんにちは！かずほくのお話が観たいです！2番目、4番目、5番目が気になります！結局全部観たいです！いつも楽しみに更新待ってます！ (2020年8月17日 6時) (レス) id: 880ba97b4c (このIDを非表示/違反報告)
ぴにに(プロフ) - きゃわんなさん» リクエストありがとうございます！同じ歳編に付け加えようかと思います！ (2020年8月12日 12時) (レス) id: 09c4359739 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴにに | 作成日時：2019年12月12日 2時
