“好き”の色【テニプリ】

＊解説 ページ15

「リセット」【鳳長太郎】
まず、夢主と長太郎は幼なじみです。
夢主は小さいころから、長太郎が好きです。
大体、小学校2〜3年ですかね…。
ですが、長太郎は幼なじみと思っているんです。
そして、氷帝に入学。
長太郎は、別の女の子を好きになります。
夢主は、幼なじみだから、好きな人だから、分かってしまうんです。
そんなの、辛いですよね…。

「黒いチューリップ」【跡部景吾】
これは御曹司定番の話ですね。
夢主と跡部は付き合っていましたが、そこにピンチが訪れます。
それは「政略結婚」
お互いの家柄に釣り合うように、半ば強引に婚約したんでしょうね。
跡部は夢主の事を愛している。
だからこそ、父親の命令に歯向かったんでしょうね。
だって、いきなり他の人と結婚って、出来るはずがありません。
ですが、跡部の想いは儚くも届きませんでした。
そこで、「黒いチューリップ」を買います。
放課後、夢主を教室に呼び出して、別れ話をします。
黒いチューリップを添えて。
花は、色でも意味が違うんですね。

「メリークリスマス」【切原赤也】
この話は、もうすぐクリスマス…という事で思いつきました。
日付は関係ありません。
これは長太郎の話と同じように、幼なじみ設定ですね。
夢主は赤也の事が好き。
ですが、赤也は別の子が好き。
もう既にバッドエンドですね。
そして、赤也が好きな子も、赤也が好きです。
これも長太郎の話であったように、幼なじみだから分かってしまうんです。
辛い、悲しい…。
夢主の心は、どの感情なのでしょうか…。
そしてクリスマス直前、告白して2人は付き合います。
それさえも、分かっています。
一応夢主と赤也が好きな子は、友達設定なので、きっと聞いたんでしょうね。
…ですが、この話のキーはやはり、赤也からの「写真付きのメール」ですね。
イルミネーションをバックに、自分の写真を撮ったんでしょう、きっと。
メールの内容にある、「イルミネーションが一層きれーに見える」
それは恋人がいるからだよ、赤也…。
そして自分を想ってくれてる幼なじみがいるから…。
赤也はきっと、自分に対する夢主の気持ちを知りません。
だからこそ、あのメールを送ったんでしょう。
夢主にとっては、最低な贈り物でしょう。
ですが逆に、それが赤也への気持ちを忘れるきっかけになったんでしょう。

雨の日【日吉若】→←メリークリスマス【切原赤也】

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