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月光なりの優しさ ページ45
切「そんな…」
不「じゃあ、Aさんは…」
A「…ごめんね、こんな重い話して」
幸「…っそんな」
柳「重い、なんて…」
病気の事を話した時と同じように(30話参照)
皆顔が暗い。
ごめんね、本当に。
自分勝手な事話して…。
皆に暗い顔させて…。
A「…っじゃあ、行くね」
仁「…っ先輩！」
A「話したよ、全部」
奏「…そっか」
徳「…頑張ったな」
A「久しぶりに、お母さんの事思い出した」
可愛くて、綺麗で、優しくて、大好きなお母さん。
私は、何かしてあげられただろうか？
お母さんのために。
本当は、苦しいはずなのに。
それでも、笑って。
どうして、言ってくれなかったんだろう。
お母さん。
越「…A」
A「…ん？」
越「…少し、歩かないか」
A「…いいよ」
越「…辛かったな」
A「…いずれは、分かることだから、いいよ」
越「…」
ギュッ
A「…！？つ、月光…」
越「…何も言うな。辛いだろう、我慢しなくていい」
ああ、好きだ。
何度言葉にしても足りない。
月光なりの優しさが、伝わってくる。
A「…あり、っがとう…」
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遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか？素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2019年7月2日 22時) (
レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
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