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報告 ページ20
ーAsideー
次の朝、私は高校生の皆に話した。
毛「そんな…」
奏「…そうだったんだ…」
徳「…」
やっぱり、話さない方がよかったかな。
カズヤなんか、今にも叫びそうだし。
A「でも…だからって、試合では手加減しないでほしい。それじゃ、本当に「勝った」って事にならないし…。それに、手加減される方が嫌だ」
徳「…ああ」
A「今の日本では…治療法がないの。だから…」
ー私は、将来テニスができないの。−
そう言いそうになったけど、やめた。
だって、確率が限りなく低いだけで、``希望``はまだある。
そう信じたい。
A「…わかったのは、中2の時。プロを倒した後、急なめまいで倒れたの。その後お医者さんから…」
越「…」
ねえ、不安そうな顔しないでよ、みんな。
泣いちゃうじゃん。
いつもの笑顔、見せてよ。
A「…グスッ」
また、泣いちゃった。
本当、泣き虫だな。
君「Aちゃん…」
どうしよう、涙が止まらない。
越「…少し、場所を変えよう。皆、Aを連れて行っていいか？」
全「ああ…」
…月光。
ありがとう。
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遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか？素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2019年7月2日 22時) (
レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
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