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1話 ページ2

日が落ちる頃

1人の少女は帰路を歩いていた

コツコツ、とローファーの音が響く


にゃおん、と猫のなく声が、少女の耳の鼓膜を震わせた

少女は立ち止まり、声のする方に目をやる

見ると、猫は死にかけだった

少女はそっと傍らに寄り添い、猫に手を当てる

すると猫はたちまち回復し、何事もなかったかのように去っていった


A「……」


少女は自分の手を見つめる

自身の蘇生術の事を思い出す

そして、その能力が＿＿＿



少女の人生を、狂わせた事を

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作者名：星月姫、月詠乃朱 x他1人 | 作者ホームページ：なし  
作成日時：2019年5月26日 14時

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