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NO.53 ページ9
ー柳sideー
柳「__A。聞いてるか?」
A「……あ、ごめん。何?」
俺達は今、手を繋いで帰る途中。
ここ数日、Aが上の空だ。
何か悩み事でもあるのか?
柳「……A、何かあったか?」
A「え?」
柳「ここ数日、上の空だぞ」
A「あ……えっと……」
Aが俯き始める。
言いづらい事か?
色々な可能性を考えて、俺は1つの答えに達した。
それは、違和感。
Aは、本当に俺を好きなのか?
思い返してみれば、一度も俺に「好き」と言っていない。
もしかしたら、別の誰かの事を___
A「……もう家だね」
柳「あ……ああ、そうだな」
A「送ってくれてありがとう。じゃあね」
柳「またな」
Aに聞ける由もなく、俺は自分の家へと帰った。
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作者名:spark | 作成日時:2019年2月12日 10時