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NO.50 ページ6

ー柳sideー
お昼になる直前、彼女のAからメールが来た。


A今日のお昼、一緒に食べない?


Aからお昼を一緒に食べようと誘われたのは、初めてだ。
滅多にしてこないからな、あいつは。
それに愛しい彼女からの願いとあらば、断る理由はない。
Aのメールにこう返し、俺はAを迎えに行った。


柳蓮二ああ、もちろんだ。場所は屋上でいいか?


ーAsideー

蓮二は承諾してくれた。
これで、良いのだ。
私は蓮二と、奈々は精市と。
お互い恋人がいて、幸せ。
……それで、いいのだ。
ああ、ほら。奈々はお弁当を持って精市の元へと行ってる。

奈「幸村くん、ここ座っていい?」
幸村「うん、どうぞ」

奈々は精市の真向かいの席へと座った。
座るや否や、すぐに雑談を始めた。
私が気にする立場でもないしね。
これ以上、奈々と精市を見ないようにした。


「__A」
A「あ、蓮二……迎えに来てくれたんだね」
振り返ると、私の彼氏の姿があった。
柳「ああ。それにしても、お前から誘うなんて珍しいな。何かあったか?」
A「……何も、ないよ。屋上行こう」
私は蓮二の腕を取り、屋上へと連れて行った。

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作者名:spark | 作成日時:2019年2月12日 10時

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