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NO.67 ページ23

ー柳sideー

柳「……話とは何だ?A」
A「えっと……ね」

時は放課後。
部活中。「話がある」と、Aに言われ、精市に許可をもらい校舎裏まで来た。
話か。嫌な予感しかしないがな。


A「……蓮二。私と、別れてほしいの……」


__ああ、やっぱり。
俺のこういう勘は、当たってしまうんだ。


柳「何故だ?他に、好きな奴でも出来たのか?」
A「……ううん。ただ、蓮二に対する気持ちが‟分からない"ままで……そのまま付き合うのは、蓮二に失礼だから」
柳「……俺の事は、嫌いではないという解釈でいいか?」
A「うん。蓮二の事は友達として、好きなの」

やっと、顔を上げた。
ずっと地面ばかり向いてたからな。

A「……ねえ、蓮二。最近ね、幸村に対する気持ちがおかしいの」
柳「というと?」
A「奈々と楽しそうに話してるとモヤモヤしたり。2人が付き合ってるって思うと、泣きそうになったりするの。おかしいよね……」


苦笑いするA。
その気持ちは、何でもない___


柳「……それを、恋というんだ」
A「……こ、い?」
柳「ああ」

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作者名:spark | 作成日時:2019年2月12日 10時

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