No.55 ページ11
日曜日の朝。
いつもより早めにアラームを設定したおかげで、ゆっくり支度ができる。
何着ていこうかな……
うん、あれでいこう。遊園地だから、動きやすい服装の方がいい。
私が選んだのは、ベーシックカラーのチェスターコート、さし色のトップス、そしてスキニーデニム。
トップスは黄色かな。ベーシックカラーのコートだから、さし色で目立たせないと。
スキニーデニムは……黒。
靴はスニーカーかな。
よし、コーデ完成。
その後私は洗面所へと向かい、洗顔をしてスッキリ目を覚ました。
そして朝食を作り、食べて、着替える。
駅前に9時集合だから、どうせなら奈々誘っていこうかな……
思い立つが早いか、奈々に電話をして一緒に行こうと決めた。
待ち合わせ場所は2人の家の分岐点。
ー待ち合わせ場所ー
奈「おはよう、A!」
A「おはよう、奈々。……可愛いね」
奈「そ、そうかな……」
服装を褒めると、奈々は少し照れ笑いをした。
奈々の服装は、いかにも“女子”だった。
白コートにボルドーのブラウス、黒のスキニーデニム、パンプス。といった感じだ。
奈「あれ、Aもスキニーデニムはいてきたの?」
A「うん。奈々も?」
奈「うん。このコーデだったら、これしかないなーって」
そんな女子トークをしながら、駅前に向かうのだった。
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作者名:spark | 作成日時:2019年2月12日 10時