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NO.46 ページ2

A「じゃあ、行ってきます」
母「行ってらっしゃい」

ガチャとドアを開け、1人通学路を歩く。
普段なら蓮二がいるのだが、今日は生徒会があるのだという。
よって私は1人で登校中。

A「……道って、こんなに広かったっけ」
いつも蓮二と歩いていたから、今日はやけに広く感じる。
うーん、何だか変な感じ。
そんな事を思っているとき、ある男と遭遇した。
その男は、


A「……精市」
幸村「A。おはよう」


___幸村精市だった。


A「……委員会はいいの?」
幸村「今日は俺の当番じゃないから」
A「そっか」
幸村「……Aこそ、蓮二は?」
A「生徒会があるって。今日は1人で登校してるの」
幸村「あれ?A、生徒会長じゃない?」
A「他の子達が代わりにやるって」
幸村「なら俺と一緒に行かない?」
A「え……」
幸村「あ、やっぱり駄目だった?」
A「ううん、いいよ。行こう」


私は偶然会った精市と登校する事にした。
蓮二と付き合ってるけど、これくらいは大丈夫だよね。
でも……ここで精市と会ったのは偶然?
必然?それとも……


___運命?

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作者名:spark | 作成日時:2019年2月12日 10時

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