そして現在に至る ページ6
ー現在(放課後)ー
汐「じゃねー、A」
A「うん、じゃあね」
さて…どうしようか。
美術部は今日活動ないから、美術室空いてないし…。
図書室も空いてないんだよなあ…。
A「教室でいっか」
私は窓側の椅子に腰を掛け、窓から外を眺めた。
そしてスケッチブックを取り出し、絵を描き始める。
これが私の放課後のルーティーンのようなものである。
A「何をテーマにしようかな…」
そんな事を考えていた時、ふとテニスコートが目に入った。
A「あ…絵になりそう」
私はそう思ったと同時に、シャーペンを取り出し、スケッチブックに描き始めた。
A「あれって丸井ブン太と仁王雅治？」
近くにいる男子は背からして…後輩かな？
？「ん？お前…夏川？」
A「…え、丸井くん！？」
丸「んなとこで何してんだよ」
A「絵を描いてたの…」
丸「ふーん…見せて！」
A「ちょっ！」
丸井くんの腕を掴むも、男子の握力にはかなわないらしく、丸井くんはいとも簡単に振り払った。
そして丸井くんはスケッチブックのページをペラペラとめくっていく。
丸「＿お前、すげえな！めっちゃ上手い！！」
A「そう…？」
丸「あとさ…さっき描いてたのってもしかして、俺と仁王？」
A「…まあ、うん。丸井くんと仁王くんだけというか、テニスコートが絵になりそうだなって思って、そこで丸井くんと仁王くんが目に入ったの」
丸「へー…。これ、まだ下書き？」
A「うん」
丸「じゃあ完成したら見せてくれ！約束な！」
A「んー…分かった」
こうして、半ば強引に約束された。
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spark(プロフ) - 白銀水龍さん» 本当ですね！ご指摘ありがとうございます！修正いたします！ (2019年2月1日 16時) (
レス) id: a9d5da8e17 (このIDを非表示/違反報告)
白銀水龍(プロフ) - あの3話だけ赤也の名前が入っています！三年なのに？ (2019年1月31日 22時) (レス) id: e63f949200 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：spark | 作成日時：2019年1月29日 16時
