こんなに良い事が続いていいのかな神様 ページ20
私は教室へ行き、真っ先に汐里のもとへ行った。
A「汐里ぃぃぃ!!」
汐「どうしたの?」
汐里は笑いながら答える。
A「今日!あの幸村くんと!登校したんだよ!!」
思わず興奮してしまった。
汐里は苦笑いを浮かべている。
汐「良かったじゃん」
A「うん!!」
「あの、夏川さん呼んでくれないー?」
こ、この声は!!
A「せせせ精市!?ドウシタノ!?」
汐(片言…)
汐里が笑いをこらえている。
汐里め…!
幸村「A?どうかした?」
精市はコテンと首を横に傾けている。
あ、それさえも美しい。ホンマ神の子だね、君は。
A「あ、何でもないよ!それより何か用?」
幸村「あ、そうそう!前さ、Aが描いてたスケッチブックのモデルが全部俺だって言ってたじゃん」
A「うん、それがどうかした?」
幸村「その事なんだけど、俺でよかったら昼休みとか放課後、モデルになるよ?」
…え、マジすか?
マジでこの神の子こと精市は言ってるの?
A「本当に?」
幸村「うん。眺めてるだけじゃもったいないから、間近で見た方がいいんじゃないかなと思ってね」
あ、神様、今なら私軽く逝ける。
こんなに良い事が続いていいんでしょうか。
A「せ、精市が言うなら!ありがとう!!」
すると精市はクスクスと美しく笑った。
幸村「本当、Aって面白いね。じゃあまたお昼休みに。場所は…」
A「テニスコート!」
幸村「え?」
場所に関しては、譲れない。
精市がどんな時よりもイキイキとしている、テニスコートがいい。
A「テニスしてる所を、スケッチさせてほしい!」
幸村「そっか。Aがそれでいいなら。あ、でも相手はどうしようか…」
「その件、俺が引き受けるぜよ」
この声の主は!
仁王か!!
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spark(プロフ) - 白銀水龍さん» 本当ですね!ご指摘ありがとうございます!修正いたします! (2019年2月1日 16時) (レス) id: a9d5da8e17 (このIDを非表示/違反報告)
白銀水龍(プロフ) - あの3話だけ赤也の名前が入っています!三年なのに? (2019年1月31日 22時) (レス) id: e63f949200 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:spark | 作成日時:2019年1月29日 16時