# 迷子 ページ49
・
北海道一日目終わり。
お菓子が食べたくて会場の近くのコンビニに向かった。
それにしても、もう北海道は肌寒いんや。
ちょくちょく長袖着とる人もおったし、やっぱ冬が来るのは早いんやな〜。なんて思いながら歩いてコンビニに来た。
お菓子を買ってコンビニを出た。
｢まって、ここどこやっけ…｣
来た時まで覚えてたのにここから会場までの行き方が分からんくなった。あいにく携帯の充電もない。
最悪や 、、ほんまにどうしよ。
一応メンバーにはコンビニ行くって言ったけど、どこのコンビニとかは言ってないしやばい 、、
しかも自分の知らない地で迷子 … さすがにやばい。
どうしよう。あと5%しか充電無い。会場まで歩いて戻るのには100％足りない。
迷ってるうちに携帯の充電は0になった。
うっわ、最悪や………
さすがに30分以上経ってるしみんな心配する。
きっと充電切れの携帯には電話がかかってきてるんやろな。
と、コンビニの前に公衆電話を見つけた。
かけ方、お母さんに昔教えて貰ったよな……
お財布から10円玉をだして電話番号を打つ。
一番最初に思い出したのはなぜか丈くんの電話番号。私がまだスマホを持ってなかったちびジュ時代に、丈くんの電話に家電からかけたことが何回かあった。
3コール目で声が聞こえた。
藤原｢はい、… ？誰ですか？｣
｢丈くんどうしよう、Aやねんけど、コンビニ来たら迷子なってしまって、、携帯の充電なくなってん…｣
藤原｢え、お前何からかけてるん？｣
｢公衆電話、コンビニの前にあった｣
藤原｢…あそ、どこのコンビニ？｣
｢ロー○ン、｣
このトーンだと確実丈くんは怒ってる。やばい…怒らせたらとんでもない 、、
藤原｢店の中で待ってて。絶対外におるなよ｣
｢うんわかった、ごめん｣
私が悪いのはわかってるし責任感が足りないのも自覚してるし、丈くんとはもう7年付き合いがあるのにやっぱまだ怖い。
あ〜〜、怒られるよな〜〜、
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 285人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「なにわ男子」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Hano.(プロフ) - この作品大好きです！みちがきが尊すぎてヤバいです、、、みちがきお互いに恋愛感情持ってほしいなぁとか思ってます！作者さんの作品が全部大好きです！これからも更新待ってます！頑張ってください！ (2021年8月25日 9時) (
レス) id: 34064f93e5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：pi | 作成日時：2021年7月10日 1時
