L i l p r i n c e s s ♡ 2 (ページ29)

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# やさしい先輩ページ29

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なんで私がこうなったのか丈くんに話した。

藤原「え、それで俺ん家きたん？」

「…夢でね、なにわさんがみんな私に大丈夫やでって言うてたから」

藤原「そうやったん、」

丈くんは人が泣いてたり悲しんだたり辛い思いをしてる時は絶対にいつもみたいなノリではこない。

藤原「…まあでも、俺はみんなも気を利かせてって言うか、Aを思って先帰ったんちゃうかなって思うけど？」

「なんで」

藤原「A最近疲れてたんやろ？俺よりみんなの方が近くで見てるわけやからみんなの方がAのことよう知ってるやろし。寝させといてあげよって思ったんちゃう？」

「だったら連絡くらいしてくれてもええやん」

藤原「んー…まあ男やからあんま期待せん方がええけど。1個成し遂げたらほかなんも出来ひん生き物やし。男って。」

「…風雅にめっちゃキレてまった、どんな顔で次会えばいいかわからんしどうしよう」

藤原「いやまあ風雅は大丈夫やと思うけど、他の人はだれひとりとしてAに連絡入れなくていいんかな？とかせめてマネージャーとかにAのことお願いしますとか言っとかんくていいんかな？とか思わんかった所が若干引っかかるけど」

「まあボイビはちっちゃいしそんなんないやろけどリトルとかアンビはできたやろって思う」

藤原「…でも楽屋って収録中止になったのに使えへんと思うし、誰かがフロントか誰かに伝えたくれたんやない？」

「あー…マネージャーやろ」

藤原「…ぽいな」

丈くんとこんなちゃんと話したん久々すぎる、

藤原「あ、そんなこと話してたら風雅から電話来たわ。」

なんで？どういうこと？

私ゼンリーフリーズにしといたのに。

藤原「はい？どうしました？」

藤原「姫ですか？今うちにいますけど。」

藤原「何時頃お受け取りされますか？」

藤原「あっ今から30分後…かしこまりましたぁ〜」

藤原「お待ちしておりま〜す」

藤原「あっ姫なんですけど、どのようにお持ち帰りなさいませすか？」

藤原「あ、タクシーですね。かしこまりました〜」

「タクシー、」

丈くんが電話を切った。

藤原「…めっちゃおこられてんけど。」

藤原「Aもしかしています？って聞かれて」

藤原「何時に来るって聞いたらすぐ行きますって」

藤原「しかもタクシーやでタクシー、」

藤原「相当焦ってるんちゃう？」

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