プラチナのジェットでぶっ飛ぶで！！Ⅲ (ページ19)

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# 信号ちゃんページ19

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( 謙杜side )

レッスン終わり、恭平くんとみっちーと少しの間話すことになった。

恭平｢聞けるなら俺らしかおらん。｣

謙杜｢それは俺も思った。問い詰めるならツアー終わりの4人で集まる日やと思う。｣

さっきから、相変わらずみっちーの口数が少ない。この話題になると自分から話さない。

謙杜｢みっちーさ、ほんまになんも知らんの？｣

道枝｢うん、知らん、ホンマに知らん｣

みっちーは絶対うそつかん人やからみんな信じてると思う。しかもこの話した時なんか悲しそうな顔するねん。

道枝｢あのさ、｣

と、今まで自分から話さなかったみっちーが口を開けた。

道枝｢なんか…皆がAの噂のことを悪く言ってるわけじゃないよやないけど、裏でそうやって推理するの、俺なんか嫌や。｣

やっとみっちーの口数が少ない理由がわかった。

恭平｢だから全然話さんかったん？｣

道枝｢…うん、ごめん。見ててなんか辛くて。
話してるとこ、Aが見たら嫌やろなぁって｣

謙杜｢みっちーってほんまピュアやな(笑)｣

だから悲しい顔してたんや。気づいてあげられんかったのはちょっとショックやけど、話してくれてよかった。

謙杜｢でもこれは聞かなあかんことやと思うねん。聞くなら俺らしかおらんし、義務っていうか…｣

道枝｢それはわかってる。俺やって知りたいけど、聞ける自信ない。｣

恭平｢俺は逆にみっちーしか聞けんと思うけどなあ。｣

謙杜｢うん、俺もそう思う。｣

道枝｢なんで？無理やって。｣

謙杜｢やってA、この事お母さんとマネージャーにしか話してないらしいで？みっちーに話さんかったらおかしいやろ。普通に考えて｣

みっちーはんー…と考えた。

恭平｢みっちー恋愛不器用やからな(笑)｣

道枝｢うるさい、でもほんまに不器用やからわからん…｣

みっちーってそういうとこが愛されてるんやろな。

道枝｢聞けるだけ聞いてみる。でも無理やったらごめん。｣

謙杜｢うん。みっちーなりでええから頑張って！｣

恭平｢もし言いたくなかったら丈くんとかには言わんでいいし、俺らの3人の秘密ってことにしとこ。｣

謙杜｢そうしよ。俺らずっと一緒にやってきた仲やん！大丈夫やって！｣

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道枝｢ほんまにむりやったらごめん…｣

謙杜｢そんなネガティブになるなあ！！｣

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