私は上にいくよ [テニミュ×テニプリ]

39話「病院」 ページ41

「えっなんで……」

幸「いつもここまで聞こえてくるから…」

聞かれていたのか…なんだか恥ずかしくなってきた

幸「君歌が上手いんだね…あ、僕は幸村精市君は？」

「ありがとう…私は越前A」

幸「越前さんは青学の生徒なんだね」

「なんで知ってるの？」

幸「ふふっ制服を見たら分かるよ、青学は手塚と天才不二周助がいるんだよね」

「手塚達を知ってるんだな」

幸「僕もテニスをしてたからね」

「どこの学校？」

幸「立海大付属だよ」

「立海！？って毎回全国優勝してる学校じゃん」

幸「俺達は勝つために試合をする………それでさずっと気になっていた事があるんだけどAはいつも誰のために歌ってるの？」

「！？…大切な友達が事故にあった。思うように身体が動かせなくなっても諦めずにリハビリしてるんだ。だから私は私のできることをしようと思った」

幸「そっか…急に聞いてごめんねだからそんな泣きそうな顔しないでよ」

「うん…それじゃあそろそろ帰るね」

幸「うん…また会えたらいいな」

「そうだね」微笑

夕日に照らされる君の笑顔はすごくきれいだった

真「幸村失礼するぞ」

幸「蓮二も来てくれたのかい？」

蓮「あぁ…精市調子はどうだ？」

幸「まあまあ…かな」

蓮「何かいい事でもあったのか？」

幸村「うんちょっとね」

真「そうか…」

学校や部活の話やさっきあったAの話などをしていた

真「幸村俺達は無敗でお前の帰りを待つ!!」

そう言って扉の方に行った真田

幸村「真田…苦労をかけるね」

と言うとそのまま二人は帰って行った

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