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35話「リョーマの代役」 ページ37

プ「公演を中止する事も考えたが、柳の事だ、中止になった事を知ったら責任を感じるだろう…それに全然知らない子がリョーマをやっていたら柳は必ず傷つくだろう。だから今のキャストの中で代役を選びたい。最初はAにずっとやってもらおうと思ったがもし誰か出れなくなった時困るから1週間だけリョーマをやってもらう…そしてその後からKimeruにリョーマをやってもらいたいんだ」

私とキメ様は知っていた浩太郎が影で努力しておる事を
キメ様は涙で詰まった喉からしぼり出すようにいった。

キ「…わかりました。やります」

プ「Aはどうする?」

「私も…やります」

その後遅れてやってきた他のキャスト達が部屋にぞろぞろ入ってきた。泣いている私達を見て何かを察した。
さっきのプロデューサーが浩太郎の事故と現状、そうして休演と代役について、もう一度繰り返した

皆は呆気にとられ顔を見合わせるだけだった

すでに公演スタートまで二週間をきっていた…

プ「明日は休もうか?」

キ「…いいえ。明日からやらないと、ボクだめです」

泣き腫らした目ではっきり行ったキメ様

皆が部屋を出る中私だけは動けないでいたもう何が何だかわかなくなっていく

森「おい…A大丈夫か?」

栄治さんに呼ばれても動けずに涙だけが滴り落ちていった
そんな私を見て栄治さんは黙って抱き締めてくれた

森「柳は絶対もどってくる…絶対に」

泣き止むまで抱き締めていてくれた
家に帰ると凄にお風呂に入り部屋のベットに寝転がった

倫「リョーマご飯できるからAよんできてくれないかしら」

リョ「わかった」

二階にあるAの部屋の前につく

リョ「Aごはんできるって」

いつもならすぐに返事がくるはずだが全然返ってこない事を不思議に思った

リョ「A?はいるよ」

部屋に入るとAはベットに寝転がっていた
Aの体を揺すって起こそうとするといきなり手を引かれAに抱き締められていた


リョ「うわっ!?」

リョーマは直ぐに離れようとしたがAの手が震えている事に気づき抵抗するのをやめた

リョ「何があったかわかんないけど…もっと俺を頼りなよ」

そう言ってAの背中を撫で続けたら寝息が聞こえたので寝てしまった事がわかった
そのままリョーマも寝てしまった
リョーマの母、倫子が遅いと思い見に行ってみると二人仲良く寝ているのが目に入った
二人に布団をかけその場を後にした

36話「プレッシャー」→←34話「胸騒ぎ的中」



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ミネラル(プロフ) - 第一部隊さん» コメントありがとうございますm(*_ _)mこれからも頑張ります!! (2018年5月14日 19時) (レス) id: 9728ac157a (このIDを非表示/違反報告)
第一部隊 - とってもおもしろかったです。テニミュの方々が生きてて凄かったです。あと私は海堂が好きなので、出て来てくれて嬉しいです!!これからも頑張って下さい!応援しています。 (2018年4月4日 22時) (レス) id: 91bd124fa4 (このIDを非表示/違反報告)
ミネラル(プロフ) - 霧緋さん» 返信遅れて本当にすみません(>_<)私の小説なんかにコメントなんてくれる人いないと思ってたので初めて見た時びっくりしました!!凄く褒めて下さりありがとうございますm(*_ _)mこれからも頑張って更新していけそうですのでどうぞよろしくお願いします。 (2018年3月8日 14時) (レス) id: 1bdbfc0d32 (このIDを非表示/違反報告)
霧緋(プロフ) - 小説読ましていただいてます。すごく面白いです。テニミュ内容の小説って難しいそうで、凄いです。もう語彙力がないので上手くまとめられないのですが、とにかく凄いです。内容もサイコーです(≧▽≦) (2018年3月4日 10時) (レス) id: bbc0fa4355 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミネラル | 作成日時:2018年2月11日 20時

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