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そう、思っていたのに…
『だ〜〜〜〜っはぁああぁ〜〜………』
「うわ、」
『二口くんただいま…』
「お、おう…」
帰ってきて即効で盛大なため息をついてしまった。
グミもぐもぐしてたとこごめんね…
でも今日大変だったんだ…
『まさかのまさか、緊張でめちゃくちゃ空回るタイプだったなんて…』
たった一日、今日だけで何回ミスってたか分からない。
あの子、私の言ったこと全部に勢いよく返事をしてくれるから
彼女が理解してるのかしてないのか分からないし、
分からなかったら何回でも聞いてねとは言ったものの素直にバンバン質問飛んできて進まない進まない。
さすがの私も最後の方はちょっと疲れた顔しちゃってたかな。
教え方と進め方、もう少し考えないと…。
『…はぁ…。』
私も1年目の時こんな感じだったのかなぁ…、
いやもう少しマシだったはず…
ヤケになって帰りに買った缶チューハイをぷしゅ、とあける。
二口くん用に出していたグミもひとつもらった。
「……。」
テーブルに突っ伏していたら、なにやら感じる目線。
ダンボールから二口くんが私を見ていた。
ごめんね君のグミ勝手に食べて。
『……二口くんはさ、素直でいい子なんだけどそこまで出来は良くない〜って後輩、いたことある…？』
社会人の私がおそらく年下であろう二口くんに聞くのは間違ってるとは思うんだけど、聞かずにはいられない。
せめて聞き流してくれたらと祈り、またチューハイをあおったら
「…ある。」
二口くんが静かに答えた。
「クソ真面目で純粋で良い奴が高校ん時の後輩にいた。俺と真逆のタイプ」
『真逆な自覚あるんだ…』
「あ？」
やば、声にでてた。
怒られると思って咄嗟に下を向いたけど彼は気にせず続けてくれた。
「散々振り回されたけど、まぁその真面目さと無知さ含めてアイツだったし。出来が悪いのなんてすぐどうにかなったね」
『そうなんだ…』
口角を上げて語る二口くんは、後輩の指導うまくできて俺スゲェだろってよりも俺の後輩優秀なんだぜスゲェだろって言いたげなドヤ顔をしていて、なんだかおかしかった。
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ハイキュー!! - やっぱり二口君格好良い☆ (2021年3月10日 0時) (
レス) id: 19b8beddf0 (このIDを非表示/違反報告)
声優LOVE - 研磨のも最高でしたが二口君のも最高でした(*^_^*)その他のキャラも見て見たいです…楽しみにしてます！ (2019年8月30日 18時) (レス) id: 9abf804052 (このIDを非表示/違反報告)
liy(プロフ) - 鈴香さん» 鈴香様 : コメントありがとうございます！嬉しいです！！次は人気のあの人で作ってるのできっと楽しんでいただけるかと…！！ (2019年8月23日 9時) (レス) id: 1d1ab76d24 (このIDを非表示/違反報告)
鈴香(プロフ) - 研磨のから見てきました！！めちゃくちゃ好きです！続編（？）も楽しみにしてますね！！ (2019年8月20日 13時) (レス) id: 433bf9ff90 (このIDを非表示/違反報告)
朱夜//青城3年推し(プロフ) - liyさん» ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞありがとうございます!!楽しみにしてます!! (2019年8月19日 19時) (レス) id: d8583d30d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：liy
| 作成日時：2019年8月11日 23時
