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◎二口side
夜中、ゴロゴロというデカい音で目が覚めた。
＿そうか雷雨予報だったっけ。
今日やっていたテレビを思い出す。
まぁ雷なんて昨日も鳴ってたしなんてことない。
もう一度眠りにつこうとタオルをかぶり直した時、ピカッとカーテンの向こうが光った。
と同時に小さな悲鳴が聞こえた。
「…A？」
今のはAの声だ。
咄嗟に名前を呼んでしまい、咳払いで誤魔化す。
『…ふ、二口、くん、』
しかし震える声で名前を呼ばれて俺はすぐにダンボールから顔を出した。
『二口くん…！』
「…Aおまえ、」
ピカッゴロゴロとまた空が鳴る。
Aは布団にうずくまり耳を塞いでいた。
雷苦手なのか。
「電気つけるわ。」
『う、うん…』
テーブルに降りてリモコンを操作する。
しかし蛍光灯は少しも反応しなかった。
まずい、停電してたのか。
『電気は…？』
「わり、停電してるみてーだわ」
『へ…！』
ますます震えた声を出すA。
コイツ相当苦手なのか…？
「ブレーカーあげりゃ大丈夫っしょ」
『…え…や、やだ立ちたくない、、』
「はァ？」
俺のこのサイズじゃ無理なんだからAがやるしかねぇのに、何言ってんだ。
「あげなきゃつけられねーだろ」
『む、むりだよ、ひぃぃ…！』
また雷の音に合わせて縮こまる。
こいつマジか…。
俺はため息をついて手元のiPhoneのライトをつけた。
Aの方に向けるとうっと眩しそうに手をかざす。
「今そっち行くから、」
『…え、』
「だって無理なんだろ」
足元を確認してAの布団へ行くと、Aの目にうっすら涙が溜まっているのが見えた。
「…俺がここにいりゃ多少はマシかよ？」
『えっ、…う、うん』
「雷なんてすぐどっか行くから。」
大丈夫だよ、
ボソッとつぶやいてAの傍に寝っ転がった。
Aからの返事はなかったけれど、すぐに背中に温もりが来たので
俺も何も言わず目を閉じた。
.
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ハイキュー!! - やっぱり二口君格好良い☆ (2021年3月10日 0時) (
レス) id: 19b8beddf0 (このIDを非表示/違反報告)
声優LOVE - 研磨のも最高でしたが二口君のも最高でした(*^_^*)その他のキャラも見て見たいです…楽しみにしてます！ (2019年8月30日 18時) (レス) id: 9abf804052 (このIDを非表示/違反報告)
liy(プロフ) - 鈴香さん» 鈴香様 : コメントありがとうございます！嬉しいです！！次は人気のあの人で作ってるのできっと楽しんでいただけるかと…！！ (2019年8月23日 9時) (レス) id: 1d1ab76d24 (このIDを非表示/違反報告)
鈴香(プロフ) - 研磨のから見てきました！！めちゃくちゃ好きです！続編（？）も楽しみにしてますね！！ (2019年8月20日 13時) (レス) id: 433bf9ff90 (このIDを非表示/違反報告)
朱夜//青城3年推し(プロフ) - liyさん» ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞありがとうございます!!楽しみにしてます!! (2019年8月19日 19時) (レス) id: d8583d30d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：liy
| 作成日時：2019年8月11日 23時
