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◎松川side
お邪魔します、とAが後ろについてくる。
デートに行くよりかは俺の家に来る方が回数多いってのに、やっぱりどこか緊張した顔してんだよな。
もうちょっと馴れ馴れしくなってくれてもいいと思うんだけど。
「どーぞ。荷物置いて、好きなとこ座りな」
さっき買ってきた二人分のケーキを出すために、キッチンへ向かう。
冬休みっつっても親は仕事で関係ないしただのThe平日なわけで。
家には誰もいなかった。
ま、俺にとっちゃ好都合でしかない。
「親、帰ってくんの普通に遅いから。ゆっくりしてけな」
お茶と食器を持って部屋に入る。
『はい』
Aは俺のベッドに座っていた。
…まあ好きなとこ座れって言ったのは俺だけどさ。
なんとなく変な気分になる。
「こっちきて食べよーぜ」
『はい！』
パカとケーキ屋独特の箱を開けた。
中からイチゴの乗ったショートと、ショコラズコットを取り出す。
ちなみにどっちもAが選んだやつだ。
『う〜…美味しそう…です』
俺にはAのがウマそうに見えるけど、なんてくだらない下ネタは言わない。
てか今の俺には冗談にならない。
俺の視界に入るAの首元も、小さな手足も、赤い頬も、全て食べてしまいたいくらい可愛い。
……このまま考え続けるの良くないな。
「どっちから食う？」
『んー〜…、いちごの方で』
「よし。じゃあココ座って。」
とんとん、と自分の膝をたたく。
今日はクリスマスイブなんだ、しっかりイベントに乗っかってイチャイチャしたってバチは当たんねぇだろう。
『先輩…、』
「いちごのね」
『はい…』
自分の顔の下におずおずとAの頭がくる。
俺のここにこうやってすっぽり収まるサイズのAが俺は好きだ。
Aの身体に後ろから手を回し、わざと密着しながらケーキにフォークを刺す。
『せ、先輩、』
「はい、あーん」
『じ、自分で食べられます…！』
覗き込むと、真っ赤な顔をしたA。
こう可愛い反応されると俺も加虐心に火がつくよな。
「……あーん、て」
『…っはい、』
耳元で言ってやると、Aは大人しく口を開けた。
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liy(プロフ) - 蒼爽さん» 蒼爽様 : コメントありがとうございます！わあああ良かったです〜...！！本当にお待たせ致しました、鼻血ぶしゃあな内容にできていて良かったです...！！ぜひ及川さんと共に尾行してあげてください！！こちらこそリクエスト本当にありがとうございました！！！ (2019年6月1日 16時) (
レス) id: 79d028cb79 (このIDを非表示/違反報告)
蒼爽 - リクエストさせていただいた蒼爽です！！！いやあ、いやあ、鼻血がぶしゃあでした！！！こっそり後ろからついて行って写真連写したい感じでした！最高です！ありがとうございました(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2019年6月1日 15時) (レス) id: 16faa558cc (このIDを非表示/違反報告)
liy(プロフ) - 茉莉愛さん» 茉莉愛様 : コメントありがとうございます！それ良いですね...！！ふわわーっと書きたい雰囲気がすぐ浮かびました！！なるべく早めに書きますね！リクエストありがとうございます！！ (2019年5月28日 9時) (レス) id: 79d028cb79 (このIDを非表示/違反報告)
茉莉愛(プロフ) - 続編おめでとうございます！国見ちゃんとの絡みほしいです！まっつんが卒業したあとの番外編で！ (2019年5月28日 0時) (レス) id: d63426a4a9 (このIDを非表示/違反報告)
liy(プロフ) - 猫野さん» 猫野様 : コメントありがとうございます！！そこまで言って頂けて嬉しいです、恐れ入ります…！まだ完結までもう少しかかりますが最後までお付き合い頂けたら幸いです！応援ありがとうございます、頑張ります！！ (2019年5月25日 7時) (レス) id: 08cab68460 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：liy
| 作成日時：2019年5月7日 17時
