其の弐拾は ページ23
____ 阿鼻叫喚
まさにこのことを指すのだと思った
見えはしないこそすれ、肉が潰れ骨が軋む音
悲鳴の後に漂う鉄のような血なまぐささ
誰の悲鳴も聞こえなくなった時、コツコツと靴の音が近づいてくる
周りが静寂に包まれた瞬間、見なくても全てが想像できた
この場にはもう私と中也さんしかいない
正確には、生きている者が。
「まだ目ぇ開けんなよ…。」
縛られていた手と足、塞がれていた口が自由になる
「…悪ぃな。」
中也さんの声が聞こえたと同時に首筋に強い衝撃
『っ?!』
そのまま目を開ける暇もなく暗闇へと落ちていった
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山田(プロフ) - ニアさん» 本当にありがとうございました!!楽しんで読んでもらえてとっても嬉しい限りです!!次回作頑張りますので応援よろしくお願いします!! (2016年8月30日 22時) (レス) id: a754744753 (このIDを非表示/違反報告)
ニア(プロフ) - 完結おめでとうございます!めっちゃ楽しく読ませていただきました。続編めっっっちゃ期待してます!! (2016年8月30日 21時) (レス) id: 94b9a5b982 (このIDを非表示/違反報告)
山田(プロフ) - 青紫@大将、始めました。さん» ありがとうございます!!めちゃめちゃ嬉しいです!頑張ります! (2016年8月30日 21時) (レス) id: a754744753 (このIDを非表示/違反報告)
青紫@大将、始めました。 - 完結おめでとうございます~!中也と夢主お幸せに!新作希望でお願いします! (2016年8月30日 20時) (レス) id: 200c5ad2c7 (このIDを非表示/違反報告)
山田(プロフ) - 小豆せんべいさん» わざわざありがとうございます!本当にありがとうございました! (2016年8月30日 20時) (レス) id: a754744753 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:山田 | 作成日時:2016年8月13日 18時