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その日の夜。
sk「それって…」
2人から話を聞いた佐久間は迷っていた。
今のままいれば自分はそのうち存在を消される。
父が負けたことは頭ではわかっていても、どうしても自分の中で気になってしょうがなかった。
“もっと他の何かが動いていたのではないか”と。
父親には“藤堂様を尊敬しなさい”と言われ続ける日々。
自分の知っている父親の姿はどこにもなかった。
もういっそ、離れてしまいたかった。
md「もう、このまま翔太がやられ続けるのは見たくない。」
涼太のその一言で佐久間も決めた。
俺は、もうここにはいたくない。と。
大事な友達を苦しめる人間とはいたくない、と。
.
.
.
次の日。
『あれ、藤堂の息子の…涼太、だっけ。』
涼太はすぐに例の人間とコンタクトを取った。
すぐにでも動けるように佐久間と翔太も一緒に。
md「お願いがあります。…俺と翔太と佐久間を白井さんのところに…」
『…覚悟はあるよね？』
md「はい。」
『後ろの2人も。…もう2度と会えなくなってもいいんだな』
3人を憐れむような、そんな目をして先輩はそう言った。
『白井さんはいつ来てもいいと言っている。…何も持って行くものはないのか。』
3人は鞄にひっそりと大事なものは詰め込んでいた。
教材は…なんとかなるだろう。
『…時間がない。走れるか？』
sk「はい」
wt「大丈夫です。」
涼太は言葉にこそしなかったが彼の目を見てしっかりと頷いた。
『こっち来い。』
そうして、
この雪桜組の場所に来たのである。
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ひーたん(プロフ) - 美紀さん» 美紀様いつもコメントありがとうございます！！更新頑張っていきますので、よろしくお願いいたします！！ (2021年1月31日 23時) (
レス) id: 734df04095 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - SnowMan大好きです亮平君と翔太君と涼太君寄りのオール担当です最高です更新大変だと思います頑張ってください応援してますコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年1月15日 20時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひーたん | 作成日時：2021年1月14日 17時
