Snow Clystal ｰ10人の結晶ｰ2-4

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その後、有栖川の知名度が上がり、出演者として参加する舞台は少なかったが、裏方でしっかりとメンバーを支え続けた。


しかし、その裏では当時、ジャニーズの活動と並行して行っていた自身のピアノ活動では複雑な状況が多くあったと話す。


有「知名度が少しずつ上がってきてたんですよねその時期。

コンクールとかに出ると、スタッフさんがついてくださるようになって。

私のプライバシー保護のためっていうことだったんですけど。…でも、ピアノの実力は世界一でも日本一でもないのにそういうサポートされてるって周りは嫌だと思うんですよ。1人だけ特別扱いで別室で準備とかもあって。たまに“ジャニーズっていう名前で評価上げてもらってる”とか“お金渡してる”とか、根も葉もないこと言われたこともありましたね。」


そんな時、助けてくれていたのは関西ジャニーズjrの仲間だったという。


有「皆に話したんです。ピアノやってること。

コンクールで舞台とかコンサートに出れないってなった時、皆応援してくれるんです。

だから絶対結果残さないとって思ったし、勇気にも力にもなったし、皆も頑張ってるんだから私もってなれました。」


スタッフが関西の仲間で一番仲が良いのは？と聞くと、


有「皆、ですかね。大阪行った頃からずっと仲良くしてくれてるのは康二くんとりゅうくん。

姉さん呼びしてくれる唯一の後輩はなにわ男子の高橋恭平くん。姉さん呼びは彼だけですし、なんか特別感あるな〜って思いますね。

大阪はほんとにみんなと仲良くなれたなって。その経験があるからこっちに帰ってきたときにいろいろな子たちに話しかけたり、相談乗ったりとかできるようになったんだと思ってます。感謝しかないです。4年でしたけど、ほんとにいい経験でした。」

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