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「お楽しみをお預けされ続けて、
てつろークンのお口は寂しがってマス。
早急にちゅーして下サイ」
朝ごはんを食べ終わり、片付けもして
ソファに座る鉄郎と
テーブルの前に床座りする私。
隣から奴がうるさい。
「なーイイじゃん、たまには。
いっつも俺からじゃん、Aからしてもらったの片手で数えるくらいしかねぇし」
『いいじゃんそれで』
「良くねーの!ただでさえ少ないんだから
定期的にやってくれねーと…」
『…くれないと?』
定期的にって。
彼の方を見上げると
若干顔を赤らめた鉄郎がいる。
「あー、ほら……なんつーの?
……少し不安なるっつーか…」
顔を背け目を逸らしながら、
ぼそっと言う彼
かわいいとか思ってしまった
『…てつろー』
ソファに座る彼の上に跨って目を合わせた
『いつもの飄々とした黒尾鉄朗くんは
どこに行っちゃったのかな』
「…っお前、こーゆー時だけ余裕でずりぃ。
俺だって不安になる時くらいあるんデス」
『世話のかかる彼氏だこと』
実際私は全然余裕じゃない
今だってほとんどしない自分からのキスに
こんなにドキドキしている
でもいざ唇を合わせたら
しっとりして気持ちいいだとか
身体はこんなにがっしりしてるのに
唇はこんなに柔らかいのかとか
ああやっぱり鉄郎とのキスが好きだなぁとか
色々余計なことを考えてしまって、
それどころじゃなくなった
唇を離して、しばらく見つめ合う
「…お前、顔真っ、」
今度は余裕を取り戻した鉄郎が嬉しそうに
言おうとしたのが悔しくて、
またすぐ口を塞いでしまった
まだ私に翻弄されててよ
「…はぁ、」
『ん…』
さっきより少し長めにくっつけると、
離して顔を逸らした
恥ずかしい
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yoru(プロフ) - 素敵帽子さん» 黒尾のイケメンっぷりがきちんと伝わっていて良かったです。完結しましたが、他の作品もあるので良かったらご覧になってくださいね。コメントありがとうございます。 (2020年11月9日 12時) (レス) id: b42491963f (このIDを非表示/違反報告)
素敵帽子 - クロがイケメン過ぎて眩しい。焦げそう← (2020年11月4日 22時) (レス) id: 137cca8dd3 (このIDを非表示/違反報告)
しかよる。(プロフ) - アリスさん» 心配して頂いてありがとうございます。嬉しいです。一応、付けない方向で行こうと思っています。最近増えてるそうですね…気をつけます。丁寧なコメント、ありがとうございます。 (2020年5月5日 23時) (レス) id: 882c51294e (このIDを非表示/違反報告)
アリス - はうぅぅ!やばいカッコイイです!これからも更新頑張って下さい!あと、この作品ってフラグ立てないのでしょうか...?なんかこういう作品を見て叩いて来るような人もいるので気をつけて下さい!まぁフラグ立つと私は見れないんですけど..この作品が叩かれる方が嫌なので (2020年4月25日 20時) (レス) id: 2505b4e935 (このIDを非表示/違反報告)
しかよる。(プロフ) - 露亞さん» 尊い感じありましたか笑嬉しいです。 (2020年4月13日 21時) (レス) id: 882c51294e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yoru | 作成日時:2019年9月5日 22時