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「ねぇ、さっきの男どもに囲まれてたの、何？」
え、何この状況。
今日最初の会話の第一声がこれ？
夕暮れ、体育館裏。
チアの催し物も終わって片付けしていた私は、教室で同じく片付けをしているはずのカルマに呼び出された
何かと思って来てみれば、カルマはそんなことを突然口にした
ダンス見てたよ、とか。
衣装かわいーね、とか。
忙しいのによく頑張ったね、とか。
他にこんなに言うことあってもいいのに、なんで、言ってくれないの。
カルマはカルマで機嫌が悪いのか、いつもより鋭い目をしている
「ただでさえそんな格好なんだから危機感持ちなよ。分かんないの？」
『私だけ悪いみたいな言い方やめてよ。カルマだってさっき私に気付いたのに無視したりしたじゃん！』
「俺の質問に答えなよ」
一段と声を低くしたカルマが、一歩、二歩とこちらに近づいてくる
私は後ずさるがあっという間に両手首を掴まれ、壁に体ごと押し付けられた
『いた…っ』
「…ほら。女のAが男の力にかなう訳ないんだからさぁ」
カルマは片手で私の両手首を壁に縫い付け、
耳元で囁く
「…この状態にされてたら、
こんなことされたかもよ。
A、耐えられる…？」
するり、と腰からお腹を撫でられ体が反応してしまう
まだ着替えてないから、カルマの手が素肌に直接触れている
『…ひゃ、あ………んっ、』
その隙を見逃すはずがないカルマが、だらしなく開いてしまった口に熱いものを突っ込んだ
『んぁ……、ふあ…っ』
「…はぁ、」
『…ぁっ、ん、や、……はっ、』
「…やらしー声。相手が他の男でも出す？」
『んぅ、…ちが、う…っ』
「…なにが、はぁ、…ちゃんと言いなよ」
キスがどんどん激しくなっていく
頭が朦朧として、くらくらして、
意識を保っているのがやっとだ
『……ぁ、かるま、だ、から…っ』
小さな声で言っても、やめてくれない
『…ん、かるま、だからっ……！！』
力を振り絞って、やっと彼を突き放して言った
『カルマだからっ、私が好きな人だから！
無視されたらすごく悲しくなるのも、
一緒にいなきゃ寂しいのも、
可愛い衣装着て褒められたいのも、
頑張ってるところちゃんと近くで見ててほしいって思うのも、
相手が全部、カルマだから……！』
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rino(プロフ) - 物描さん» 更新待ってます！頑張ってくださいp(^-^)q (2019年7月1日 7時) (
レス) id: 7ddea80588 (このIDを非表示/違反報告)
物描(プロフ) - rinoさん» あ、ありがとうございます…けど恥ずかしいですね、こういうの。本当に嬉しいです！本当ただの妄想なのですが、楽しんで頂けて良かったです…！ (2019年7月1日 0時) (レス) id: 882c51294e (このIDを非表示/違反報告)
rino(プロフ) - 毎回すごく楽しみにしてます！何回も繰り返し見てますが何回見てもにやけてしまいます(/-＼*)更新楽しみにしてます！ (2019年6月30日 22時) (レス) id: 7ddea80588 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しかよる。 | 作成日時：2019年6月9日 17時
