＊赤い犬 ページ30
大学生 付き合ってる設定
私は
赤くて大きい
犬を飼っている。
☆
『ただいまーカル…ぐふっ』
「もう遅いよーA…。俺すっごい寂しかった…」
玄関のドアを開けると、
カルマが野球のホームベースに
ヘッドスライディングするような勢いで
抱きついてきた
十分くらい買い物に行っただけですぐこうなる
そして帰ってくると飼い主を歓迎する犬のようにまとわりついてくる
『ちょっと買い物でたくらいでこれなんだからー…。ほらどいて邪魔！』
抱きつくカルマが離してくれるはずもなく
そのままズルズルとキッチンまで引きずっていく
もう対応も慣れっこだ
「晩御飯つくってくれるの？」
『うん。分かってくれたなら早く離すの』
「やった。Aのゴハン〜」
ニコニコ顔になったカルマが手を離して
スっと肩の重みが無くなる
やっと解放されたぁー…
それにしても彼のあの笑顔はズルい
いつもの嘲笑するような感じじゃなくて、
純粋な子供みたいな笑顔
憎めないなぁ
そんなことを考えながら私は御飯を作っていた
☆
ご飯も食べ終わり、お風呂なども済まして
ソファでテレビを見ていた
「あーさっぱりした…」
Tシャツにズボンを履いたカルマが
脱衣場から出てきた
前髪を後ろに上げてて、濡れ髪の水滴を
滴らせていて…
ちょっと赤くなった頬とか
色気を帯びた瞳とか、いつもの倍かっこいい
…水も滴るいい男って、こんな感じ…？
…って、何言ってんの私！ヘンタイか！
一人ツッコミをしていると、いつの間にか
カルマがこっちを見ていた
目が合って上機嫌な笑顔を作ると、
またもや私に飛びついてくる
「Aー、髪の毛乾かしてよ」
『もう、しょうがないなあ。って、どこ触ってんの！！』
「はぁ…Aのくるぶし…えrい…かわいい…ぐはっ」
カルマが私の足首に、顔を寄せていたので
そのまま蹴りました←
こいつの方がヘンタイだった。
「いってー…ひどくね？Aのこと愛でてただけじゃん」
『いやだからその方法がキモかったかなうん』
だからって蹴ることないじゃん、
と口を尖らして拗ねるカルマ
その後カルマの髪の毛を乾かしてあげると、
彼の機嫌は簡単に直りました。
犬かよ、ほんとにもう…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 235人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「暗殺教室」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
rino(プロフ) - 物描さん» 更新待ってます！頑張ってくださいp(^-^)q (2019年7月1日 7時) (
レス) id: 7ddea80588 (このIDを非表示/違反報告)
物描(プロフ) - rinoさん» あ、ありがとうございます…けど恥ずかしいですね、こういうの。本当に嬉しいです！本当ただの妄想なのですが、楽しんで頂けて良かったです…！ (2019年7月1日 0時) (レス) id: 882c51294e (このIDを非表示/違反報告)
rino(プロフ) - 毎回すごく楽しみにしてます！何回も繰り返し見てますが何回見てもにやけてしまいます(/-＼*)更新楽しみにしてます！ (2019年6月30日 22時) (レス) id: 7ddea80588 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しかよる。 | 作成日時：2019年6月9日 17時
