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いきなり引き寄せられているこの状況
ちょっと触れたらすぐ離そうと思ってたのに。
そのままどうすればいいかわからず固まっていると、
ぺろ、とカルマが私の唇を舌で撫でた
もしかして……くらくらして力抜けちゃう方のキス…
その熱い舌が滑るように口内に入り込む…
………ん？
『……』
カルマはそのまま何もしてこない
だが後頭部に置かれた手はそのままだ
少しだけ瞼を開けるとカルマと至近距離で
目が合った
その目は獰猛な輝きを放っているのに、
どこか甘やかで、溶けそうで
ほら、ちゃーんと待ってあげるから、
自分から舌入れてキスしてみ
と言っている…
私から柔らかい感触の唇を舐めると
待ってましたと言わんばかりに口を開くから
そのまま舌を入れてカルマのそれと触れる
『……ぁっ、』
それはとろり、と効果音がつきそうなほど
甘く蕩けていて
それから伝ってくるどちらかのかも分からない
生温かい唾液が体の芯をゆらゆらと
ぐらつかせる
ちゅ、ちゅくっ、……くちゅ、……ちゅっ
いつの間にかカルマが舌を動かして
絡ませてくる
その蛇のように動く滑らかな舌で
歯茎を執拗になぞってまた舌を絡ませて
今にも指先が痺れそうな甘い甘い感覚
どうしよ……
こんな気持ちいいキス知らない…
ちゅぱっ、と水音を立てながら唇を離す
カルマのそれが唾液まみれで、
てらてらと艶やかに光っていて
なんだかイケないことをしている気分になる
「…キス下手だね、A…」
『……はぁ、仕方ないもん、…』
「じゃあ、後で俺が実技で教えてあげる」
『……もう、カルマのキス魔』
「…へー、まだそんなこと言えるの？
息できないくらいしてやろうか。
ね？息継ぎ下手なAチャン」
『…っごめんなさい！
まって、話せばわか…んぅ』
食いつかれるように弄ばれる唇。
頭が真っ白になる…
私はこの後もカルマに散々好き勝手に
されてしまうのであった
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rino(プロフ) - 物描さん» 更新待ってます！頑張ってくださいp(^-^)q (2019年7月1日 7時) (
レス) id: 7ddea80588 (このIDを非表示/違反報告)
物描(プロフ) - rinoさん» あ、ありがとうございます…けど恥ずかしいですね、こういうの。本当に嬉しいです！本当ただの妄想なのですが、楽しんで頂けて良かったです…！ (2019年7月1日 0時) (レス) id: 882c51294e (このIDを非表示/違反報告)
rino(プロフ) - 毎回すごく楽しみにしてます！何回も繰り返し見てますが何回見てもにやけてしまいます(/-＼*)更新楽しみにしてます！ (2019年6月30日 22時) (レス) id: 7ddea80588 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しかよる。 | 作成日時：2019年6月9日 17時
