＊ ページ4
-you side-
「まあ、頑張れよ」
『言われなくても頑張る』
生意気、と笑いながら去っていくユンギの後ろ姿を見送ると、私はとりあえず家に帰った。
今は午前7時半。
寝る時間はまだある。
さて、今日はどんな風にして皆をイラつかせようか。
『今日はいつもよりもっと遅れて行こ』
誰に言うわけでもなくそう呟くと
そのままベッドにダイブした。
──────────
現在時刻は10時40分。
私は仕事場までわざとゆっくり歩いて行くと、
皆に聞こえるくらいの音を出してドアを開いた。
『おっはようございま〜す！うっかり寝坊しちゃいましたあ♡』
社員の冷たい視線を一身に浴びながら
ぶりっ子モード全開で自分のデスクに向かう。
すると、いつもどうりパクチャニョルが怒鳴ってきた。
「お前何勝手に入ってきてんだよ！
まずは俺ら先輩に謝れ！」
『やだあ、怒鳴らないでくださいよオッパ！今日もイケメンですねぇ、大好きです！』
顔を鬼にして怒鳴るパクチャニョルを軽くあしらいながらデスク上の荷物を整理していると、いきなりミンソク課長に呼ばれた。
きっとあれだ。いつもの「反省してるの？」だ。
『はあ〜い♡なんですかあ？デートのお誘いですかあ？』
めんどくせぇ、と心の中で呟きながら課長の元へ向かう。
すると、後ろからわざとらしい溜め息が聞こえた。
「やる気がないなら辞めろ。邪魔」
溜め息のあとすぐに耳に入ってくる
大嫌いなアイツの声。
ふと振り返ると、アイツは何も知らないというようにパソコンの画面と向き合って仕事をしていた。
……………調子のんなよ、小型犬。
拳をゆっくり握りしめながらも笑顔を貼り付ける。
「Aさん反省してるの？毎日これじゃあ、さすがにクビになっちゃうよ？」
『そうなんですかあ？やだあ、ショック〜』
課長のいつもの台詞に、いつものような返事を返すと、課長はわかりやすく顔を歪めた。
それと同時に後ろから小さく聞こえる悪口と
舌打ち。
「うん、じゃあ仕事に戻って」
『はあ〜い』
貼り付けた笑顔のままデスクに戻り、パソコンを開く。
すると、パソコン越しに私を睨む大嫌いなアイツと目があった。
………………ビョンベッキョン。
私はアイツが大嫌いだ。
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ぴぴ。 - どなたかぴなきおさんの新しいアカウントわかる方いませんか？ (2020年8月19日 4時) (
レス) id: e2ced42789 (このIDを非表示/違反報告)
ぴなきお(プロフ) - いきなりコメント欄にでてきてすいません…。ぴなきおです！機種変更してしまった上にログアウトしてパスワードが分からなくなってしまったので別のアカウントを作りました！このお話の続きはそちらに書きます！よろしくお願いします！ (2019年1月30日 9時) (レス) id: 00f01cdd95 (このIDを非表示/違反報告)
きき - もしかしてぴなきおさん今kumanomiという名前で活動されてませんか？文章の作り方が似ていたので・・・。間違っていたらすいません！ (2018年6月21日 17時) (レス) id: 31d7c7e617 (このIDを非表示/違反報告)
眼子♪(プロフ) - すごく面白いです！更新頑張って下さい！楽しみにしてます！ (2018年3月4日 1時) (レス) id: 47a5d9f255 (このIDを非表示/違反報告)
twiceペン?(プロフ) - ここで言うのもなんですが、友達申込をしました！パスワードがついている作品を読みたくてしました。良ければ私と友達になってください！ (2018年2月20日 21時) (レス) id: b8067518fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴなきお | 作成日時：2017年6月21日 19時
