ラッキーイケメン。 ページ27
-you-
ミニョク「だぁかぁらぁ〜！！
お前はAの何なんだよ！！」
「だから先輩だって言ってるじゃないですか」
勤務中のクセにやけ酒してやがるミニョクを
冷めた目で見つめるビョンベッキョン。
なんでか知らないけど私についてくるし
腹減ったって言ったくせに水を飲むだけで
何も食べないし意味がわからん。まじで。
てかミニョクよりビョンベクの方が歳上なのに
なんでミニョクがタメ口でビョンベクが敬語なんだよ。
チャンギュン「ヌナヌナ、この人ですか。
ヌナの大嫌いなビョンベッキョンって」
「…あ？」
『ぶっふぉォ！！！！！！』
ヒョンウォン「うわ、きったな」
私の隣りに座りながら真顔で爆弾を落とすチャンギュン。
こっっのやろぉぉぉぉ！！！！！！
爆弾発言ばっかりしやがって馬鹿ぁぁ！！泣
何食わぬ顔で私のおかずをつまむチャンギュンに掴みかかりながら横目でビョンベッキョンの方を見ると、ビョンベッキョンはため息をつきながら手元にある水を飲んだ。
「まあ、俺のこと嫌ってんの知ってたけど」
そう言って私をビシッと指差すと「俺もお前が嫌いだからな。お互い様だろ」と鼻で笑ってきた。
『ほんっっと腹立つわビョンベッキョン』
「お前にだけは言われたくないなハンA。それよりフルネームで呼び捨てするんじゃねぇ。俺はお前の先輩なんだよ」
ギロッという効果音がつきそうな勢いで睨んでくるビョンベッキョン。
もうその目で睨まれるのは慣れましたよ！！
あっはっはっはっ！！
「…そういえばお前あれか、ミンソギヒョンにもバレたのか」
『！？な、なんで知って……！！』
「今日ミンソギヒョンがお前にベッタリだったからな。なんとなく」
そう言って表情を変えないまま、前髪をかきあげるビョンベッキョンに不覚にもキュンとしてしまう。
……な、なんだよコイツ。
意外にもイケメンじゃないか！！顔は！！
無理だ！今はいろいろあって直視できん！！
そう思って勢いよく顔を横にやると、
無表情で突っ立っているヒョンウォンと目が合った。
ヒョンウォン「………」
『………』
ヒョンウォン「……なに」
『…特になにも』
ヒョンウォン「……そう」
『強いていえば……イケメンだな』
ヒョンウォン「………」
ミニョク「俺は…『論外』
私は今この瞬間、イケメンから顔を背けてもイケメンがいるという事実を知った。
なんだよこれ。
逆ハーレムじゃないか。
らっきー。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2580人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぴぴ。 - どなたかぴなきおさんの新しいアカウントわかる方いませんか？ (2020年8月19日 4時) (
レス) id: e2ced42789 (このIDを非表示/違反報告)
ぴなきお(プロフ) - いきなりコメント欄にでてきてすいません…。ぴなきおです！機種変更してしまった上にログアウトしてパスワードが分からなくなってしまったので別のアカウントを作りました！このお話の続きはそちらに書きます！よろしくお願いします！ (2019年1月30日 9時) (レス) id: 00f01cdd95 (このIDを非表示/違反報告)
きき - もしかしてぴなきおさん今kumanomiという名前で活動されてませんか？文章の作り方が似ていたので・・・。間違っていたらすいません！ (2018年6月21日 17時) (レス) id: 31d7c7e617 (このIDを非表示/違反報告)
眼子♪(プロフ) - すごく面白いです！更新頑張って下さい！楽しみにしてます！ (2018年3月4日 1時) (レス) id: 47a5d9f255 (このIDを非表示/違反報告)
twiceペン?(プロフ) - ここで言うのもなんですが、友達申込をしました！パスワードがついている作品を読みたくてしました。良ければ私と友達になってください！ (2018年2月20日 21時) (レス) id: b8067518fc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぴなきお | 作成日時：2017年6月21日 19時
