いつもと違う。-BH- ページ17
今日から社長の秘書が数週間、支社の方で過ごすことになったらしい。
理由は分からないけど、社員は全員緊張している。
………まあ、それは置いといて。
「な…なあ、ベク。今日アイツどうしたんだ？」
「俺にもさっぱり分かんねえ」
化け物を見たかのような表情で俺にしがみついてくるチャニョルを引っぺがしながらそう答える。
チャニョルだけじゃない、イーシンヒョンもジュンミョニヒョンもギョンスもジョンデも目を丸くしてアイツを見てる。
ん？アイツって誰のことかって？
…そんなの決まってる。
ハンA。あの問題児。
俺は今までのが演技だと分かってるから
特に気にしてはないけど、それでも会社の時間に遅刻せず出勤してきたのは初めてだ。
「…今日雨降るかもしれないね」
ボソッとそう呟くギョンスにチャニョル以外の全員が頷き返す。
……まあ、確かに雨が降ってもおかしくないな。
「え、俺傘忘れたんだけど！？
だって天気予報晴れだったもん！！」
「馬鹿かお前。例えばの話だろ」
ギョンスの話を真に受けてワンワン吠えだす大型犬に肩パンをくらわせる。
ほんとチャニョルの馬鹿さには呆れるな。
そう思った時だった。
「はーい、皆いったん作業やめて！」
仕事場の入り口の扉が開いて
ミンソクヒョンと背の高い男が中に入ってきた。
……あの人が社長の秘書か。
社員全員、立ち上がって一斉に彼に挨拶をする。
挨拶が終わると同時に秘書も頭をペコリと下げた。
「初めまして。今日から数週間お世話になります。社長の秘書を務めているハン サンヒョクです」
そう言って微笑む秘書に女性社員は目をハートにしている。
確かにあれは女なら惚れるな。
そう思いながら秘書を見ていると、秘書は一瞬
誰かを見て優しく微笑んだ。
一瞬だったから誰も気付いてなかったと思うけど。
「…いったい誰を見たんだ？」
不思議に思ってその視線の先にいる人物を確認する。
それと同時に頭が真っ白になった。
「………は？」
だって、その視線の先にはハンがいて、
熱があるのかって思うくらい顔が赤かったから。
………ああ、そういうこと。
アイツはあの秘書のことが好きなのか。
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ぴぴ。 - どなたかぴなきおさんの新しいアカウントわかる方いませんか？ (2020年8月19日 4時) (
レス) id: e2ced42789 (このIDを非表示/違反報告)
ぴなきお(プロフ) - いきなりコメント欄にでてきてすいません…。ぴなきおです！機種変更してしまった上にログアウトしてパスワードが分からなくなってしまったので別のアカウントを作りました！このお話の続きはそちらに書きます！よろしくお願いします！ (2019年1月30日 9時) (レス) id: 00f01cdd95 (このIDを非表示/違反報告)
きき - もしかしてぴなきおさん今kumanomiという名前で活動されてませんか？文章の作り方が似ていたので・・・。間違っていたらすいません！ (2018年6月21日 17時) (レス) id: 31d7c7e617 (このIDを非表示/違反報告)
眼子♪(プロフ) - すごく面白いです！更新頑張って下さい！楽しみにしてます！ (2018年3月4日 1時) (レス) id: 47a5d9f255 (このIDを非表示/違反報告)
twiceペン?(プロフ) - ここで言うのもなんですが、友達申込をしました！パスワードがついている作品を読みたくてしました。良ければ私と友達になってください！ (2018年2月20日 21時) (レス) id: b8067518fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴなきお | 作成日時：2017年6月21日 19時
