海軍での役割 ページ4
「中将！おかえりなさい！」
「お〜白獏、帰ったか！」
ドフラミンゴが鳥かごまで使うもんだから帰りが遅くなった。
あーあ、分かってたよ！出発する前からそうなる事は分かってたから億劫だったんだ！
「で、ドフラミンゴには要件伝えられたか？」
「ガープ、馬鹿にするなよ。当たり前だろ」
「ぶっはっはっ良くやったな！ほれ、高い高いしてやろう！」
「や〜めろってぇ…俺はもう眠いんだよ…」
子羊モード、つまりガキの姿の時俺は無重力状態。
空中を移動することができる。
そんな無重力の俺の脇を抱え、ガープは孫にするように高い高いをしてきた。
「はぁ〜中将が可愛い…」
「癒しだぁ」
「本当は海賊女帝でもいれば天国なんだけどなぁ」
好き勝手海軍の下っ端が言っている。
確かに、ここにはむさ苦しい男どもしかいないし、女もいるっちゃいるけど…
このくらいのガキなんてのは俺くらいしかいないだろ。
本当はハンサムな高身長イケ男子だけどな
「おい、海賊女帝は一言多いぞ〜」
「はっ…すみません！」
「は〜可愛い、甘やかしたい！」
子供が好きな海軍兵の間で、何故かこの姿の俺は人気だ。
「ガープ〜…俺は眠いんだよ、寝かせろ」
「おぉ、そうだったな。どれ部屋まで送ってやるか」
一緒に船旅をしてきた兵には申し訳ないけど、寝不足だから許して欲しい。
俺はガープの背中の上で揺られながら、うとうととしていた。
…しかし、そう寝てられないな。
今日一日の未来を見たって言っただろ？
ガープに連れられて部屋に向かう俺は、ある人物に会ってしまう。
あいつは俺の部屋の前で仁王立ちしてるもんだから、絶ッ対に会う羽目になるんだよ、はぁ
「だらしないな、白獏」
「ん？サカズキ、どうしてお前が」
ガープは俺の部屋の前で立ち止まると、そこに待ち伏せていた赤犬こと、サカズキを怪訝そうな顔で見た。
「怠けもんのガキに喝を入れに来た迄よ」
「ん〜…酷い言い草だなぁ、俺今回ちゃんと行っただろ？」
ガープの背中に隠れながら、赤犬をちらりと盗み見る。
あのおっそろしい眼光と目が合ってしまった。
「当たり前じゃけ、そんくらい動いてもらわにゃ困る」
「サカズキ、Aはヨチヨチの実で十分責務を果たしとる、そう毎回責めるな」
俺の肩を持ってくれるガープに甘えて、俺はサカズキから目を背けた。
…こいつは俺の海軍としてのあり方を良く思ってない。
寝て起きて、未来の話を告げてまた寝る。
そんなだらしない海軍がどこにいるんだと、毎回怒られる。
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薬売り(プロフ) - 陰KA風GE乃KO透 KAGEKOKAGEさん» わー！ありがとうございます〜！続編もよろしくお願いします！！ (2019年6月16日 11時) (
レス) id: b0a9a087e9 (このIDを非表示/違反報告)
陰KA風GE乃KO透 KAGEKOKAGE(プロフ) - 続編も頑張ってください！楽しみにしてます ミホーク様好きなのでミホーク様メインありがたいです笑 (2019年6月12日 21時) (レス) id: 7c36cdd277 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：totoro | 作成日時：2019年3月23日 0時
