噴火大将 ページ23
シャンクスにはちょっと無理を押し付けすぎたかな。
それでも快く引き受けてくれるから本当に感謝だね。
マリンフォードが豆粒に見えるくらい遠くだけど、四皇のシャンクスの船が近くを通っている事をいち早く察したのだろう
一瞬でピリッととした空気が、こちらにまで伝わってきた。
「あーあ、やだなぁ。帰りたくね」
この先の未来まで見なければよかった。
今から修羅場が始まるところに誰が好き好んで行こうか。
と言っても、シャンクスと別れた以上、この正義の門を通らない訳には行かない。
スイーッと正義の門の上空を通り過ぎると、海兵が酷く動揺しながら、自分の名を叫んでいた。
隠れるようにマリンフォード城壁へとへばりつくと、ゆっくりと窓を開けて中に入る。
正門から入るよりこっちの方が少しは時間を稼げるのだ。
「このまま逃げ回ってもいいけど...」
日が暮れるまで赤犬と鬼ごっこをしてもいい。が
それを選べばセンゴクに迷惑がかかる。
それに...
ﾄﾞｫｫｫｫｫﾝ...!!
地鳴りのような音がこっちまで響いてきた。
赤犬がとうとう噴火したらしい。
「ち、中将...！？ご無事だったのですねで...！！！」
「よっ、色々と迷惑かけたな」
「とんでもない！これは我々部下の責任であります！」
ほんと、いい海兵に恵まれて俺は心底ラッキーボーイだよ。
ちゃらんぽらんの上司を一切咎めることも無く、自らの失態とと捉えて歯をくいしばる海兵、尊敬すべき人物像。
「気負うなよ、お前らを束ねている俺の責任だ。じゃ、ちょっと大将んとこに行ってくるな」
「中将！...サカズキさんに燃やされんといてくださいよ...」
「ははは...不安を煽るな」
━━━━━━━━━あー、寝てやり過ごしたい。
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薬売り(プロフ) - 陰KA風GE乃KO透 KAGEKOKAGEさん» わー！ありがとうございます〜！続編もよろしくお願いします！！ (2019年6月16日 11時) (
レス) id: b0a9a087e9 (このIDを非表示/違反報告)
陰KA風GE乃KO透 KAGEKOKAGE(プロフ) - 続編も頑張ってください！楽しみにしてます ミホーク様好きなのでミホーク様メインありがたいです笑 (2019年6月12日 21時) (レス) id: 7c36cdd277 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：totoro | 作成日時：2019年3月23日 0時
