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どうして自分が花子くんと一緒にいるのかを忘れかけた頃、花子くんは言った。


「もーっ! (ミョウジ)はいつになったら成仏するの!!」


突然のことに私は目をぱちくりさせる。

「どうしたんですか急に。それと、その言い方だと花子くんにとって私は邪魔な存在だというふうに聞こえますけど、よかったですか?」

「うん、イーヨ。早く成仏してほしいし、こんなヘンタイ」

「嘘!? ほんとに言ってます!? それ!!」


必死になる私を見て、花子くんは楽しそうに笑いだした。

「く、ひひひっ、ジョーダンだって! ヘンタイなのはホントだけど」

「……え?」

「すぐ変なコト言うし、ヒトのお尻触ろうとするし、腰撫でようとするし」

「え、ちょ、は、花子くん?」


だんだん真顔になっていく花子くん。

「脚触ろうとするし、『花子くんの後頭部って尊いですね』とか意味分かんないこと言うし」

「……な、何が言いたいんですか」


私の問いに、花子くんはとびっきりの笑顔で答えた。


「(ミョウジ)ってほんっとに変態だよね!」

「ぐはっ」


痛恨の一撃。項垂れる私を見て、花子くんは一層楽しそうに笑った。


「くっ、あははは!! そんなにショックだった〜? 今更じゃない?」

「自分が変態だってことくらい分かってますよ!! でもそんなに攻撃的に言わなくても!!」

「でも、最近の(ミョウジ)のセクハラは目に余る」

花子くんはまたスン、と真顔に戻った。


「だ、だって可愛い男の子のお尻触りたいんだもん。細い腰とかさわさわしたいんだもん! 後頭部なでこなでこしたいんだもん!!」

「開き直らないでくれる?」

「あ……ハイ……」

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シズ - 見ながら爆笑してしまいました(笑) 続き楽しみです (2022年8月22日 2時) (レス) @page46 id: 7fbee373af (このIDを非表示/違反報告)
被苦人(プロフ) - ニコさん» そう言って頂けて嬉しいです! 分かります! 土籠先生攻めいいですよね…ネタがあればまた書こうかなと思います! (2020年3月3日 7時) (レス) id: 2d39e952a2 (このIDを非表示/違反報告)
ニコ - 好きです!個人的には土籠先生攻めも結構好きです (2020年3月3日 2時) (レス) id: 40dba85962 (このIDを非表示/違反報告)
被苦人(プロフ) - 腐った人間さん» 自給自足の為に生み出したものなので、他の同士にも供給出来て嬉しいです! 正直この作品はノリだけが命なので、そう言って頂けて良かったです! 拙いですが、これからもお付き合い頂けると嬉しいです! (2020年3月1日 16時) (レス) id: 2d39e952a2 (このIDを非表示/違反報告)
腐った人間 - あ、好きですショタの供給ありがとうごさいます最高です()ノリがよくてすごく読みやすいです!これからも頑張ってください! (2020年3月1日 15時) (レス) id: a770919e54 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:被苦人 | 作成日時:2020年2月10日 10時

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