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side⇒arsk.


ロビーで合流した俺たちはいつものように黒服に送ってもらい、海の見えるあのカフェへ向かった。いつかの地面の破壊痕は綺麗に修復されているようだった。



「さぁてと、本題に入りますかぁ」

なるせは相変わらずのなるせちゃんの姿でいつものサンドイッチを平らげ、腹ごしらえを終えたところでようやく話を切り出した。


「ええもんってなんやぁ?」

「ふふん、マジでいいもん。今回の件は一網打尽にできる」

ニヤリと笑ったなるせを見て、だるまは「ほほう?」のこれまた悪そうに、どこか嬉しそうに笑い返した。


「どんな感じ?」

「そりゃもうバルサンにも勝るね」

「嫌な例えやな」

「有象無象の三下組織より、単独で這ってるGのがよっぽど可愛げある」

「そんで、今回の成果物は?」


有象無象の三下やGに可愛げなんてあってたまるかと思いつつ、俺はなるせに話の続きを促す。


「まずこれやな」

そう言って、なるせは懐から2枚の紙を取り出し、片方を俺たちに手渡した。


「今回のポートマフィア襲撃作戦に参加しているのは資金提供の一般企業勢と、武力提供の裏組織勢の大きく2つの勢力に分けられる。俺が潜入してたのは、資金提供をしている一般企業勢のまとめ役的な大手製薬会社」


俺はなるせの話を聞きながら、手渡された紙に目を通していた。上から下までズラリと並んだおおよそ30程度の企業名。前株、後株、耳にしたことがあるものからないものまで様々だった。


「さっき渡したのが、その一般企業勢のリスト、というか会合という名のお調子乗りパーティの参加企業リスト」

「パーティ?」


だるまはパッと顔を上げてなるせを見た。


「そ、次はこっち」


なるせはもう1枚の紙を差し出し、また説明を始める。

「なんか計画が形になってきて嬉しくなっちゃったんだろうね、所詮はちょっと裏と繋がってるだけの表の馬鹿どもだから、緊張感もなしに早めの打ち上げでもするみたいやね」


だるまは「ふ〜ん」と呆れたように相槌を打った。

俺は2枚目の紙に目を落とす。主催、日時、場所、その他諸々の情報が記載されたそれを見て、こんなにもご丁寧に資料を作るなんて、とだるま同様俺も呆れてしまった。

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被苦人(プロフ) - そるんさん» 待って頂いてありがとうございます!😭😭😭いつも更新遅くてほんとに申し訳ありません😭😭今後も遅くはなりますが、末永くお付き合い願います🙇‍♀️ (7月4日 23時) (レス) id: dcf9525fc1 (このIDを非表示/違反報告)
そるん(プロフ) - 更新待ってました!!!!!これからも頑張ってください〜!! (6月1日 18時) (レス) @page27 id: 7bb0a126ac (このIDを非表示/違反報告)
被苦人(プロフ) - 凛さん» 大変遅くなってしまって申し訳ありません😭 (5月31日 20時) (レス) id: dcf9525fc1 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 異能力設定ありがとうございました! (5月31日 15時) (レス) id: cf87f55bfc (このIDを非表示/違反報告)
被苦人(プロフ) - 凛さん» ありがとうございます! 3人の異能力設定はふわっとしか決めていない状態なので、またしっかりと決めて詳細を載せたいと思います! しばしお待ちいただけたら幸いです。 (2022年8月24日 12時) (レス) id: 3dd58736bd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:被苦人 | 作成日時:2022年8月1日 23時

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