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だるまとありさかは崩していた姿勢を直して、机に少し身を乗り出す。


「それで、姐さんはなんて?」

だるまは早く話せというように話を急かした。


「まず、だるまが言ってた通り、あの黒い封筒は異能開業許可証で合ってたらしい」

「今回の抗争はその異能開業許可証を異能特務課に発行させるために首領が仕組んだってことやったよな?」


だるまは話を整理するように丁寧に言葉を並べた。


「で、そのミミックって結局なんやったん?」

今度はありさかが口を開く。


「欧州から逃げてきた異能犯罪組織らしい。首領が異能特務課との交渉材料のためにこの街に来るよう手引きしてたっぽい」


二人は口を挟むことなくじっと耳を傾けていた。俺は二人の様子を見て話を続ける。


「そのミミックの長がこれまた強力な異能力者で、それに対抗しうる人物として抜擢されたのが、太宰さんの友人、らしい。首領は死ぬと分かっててその2人を衝突させた」


「……織田さん?」

「ありさか知ってるん?」


俺とだるまは驚いてありさかを見る。


「一回だけ、一緒に仕事したことある」

「……その織田さんの死が太宰さんがポートマフィアを抜けた理由、ってことか」

「そゆこと」

「うーん、あの太宰さんの友人って、よっぽどすごい人なんやろなぁ」

「すごかったで、あの人はすごい」


ありさかは懐かしむように一点を見つめていた。


「あの人は紛れもなく善人やった」

俺は織田という人物に興味が湧いた。

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被苦人(プロフ) - そるんさん» 待って頂いてありがとうございます!😭😭😭いつも更新遅くてほんとに申し訳ありません😭😭今後も遅くはなりますが、末永くお付き合い願います🙇‍♀️ (7月4日 23時) (レス) id: dcf9525fc1 (このIDを非表示/違反報告)
そるん(プロフ) - 更新待ってました!!!!!これからも頑張ってください〜!! (6月1日 18時) (レス) @page27 id: 7bb0a126ac (このIDを非表示/違反報告)
被苦人(プロフ) - 凛さん» 大変遅くなってしまって申し訳ありません😭 (5月31日 20時) (レス) id: dcf9525fc1 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 異能力設定ありがとうございました! (5月31日 15時) (レス) id: cf87f55bfc (このIDを非表示/違反報告)
被苦人(プロフ) - 凛さん» ありがとうございます! 3人の異能力設定はふわっとしか決めていない状態なので、またしっかりと決めて詳細を載せたいと思います! しばしお待ちいただけたら幸いです。 (2022年8月24日 12時) (レス) id: 3dd58736bd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:被苦人 | 作成日時:2022年8月1日 23時

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