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「なぁありさか、あいつまじで一人で来た」
俺が指さすと、ありさかは頭を出して建物の下を覗く。
「うわ、まじやん。さすがにアホすぎん?」
もう一度見下ろすと、薄暗い路地裏に中年の男が一人で立っている。極秘情報の受け渡し、そんな安い嘘でノコノコとやってきた愚かな男だ。
「もう俺一人でサクッとやってくるわ」
「おん、頼んだ」
ありさかの返事を合図に、俺は屋上から男目掛けて飛び降りた。男の首に跨がり、手で口を抑える。
「おじさんよかったね、死ぬ前にJKの太ももに挟んでもらえて」
男の耳元で囁く。困惑した表情を浮かべる男と視線がぶつかり、俺はにこりと微笑んだ。
「ごめんな、俺は別に恨みとかないんだけど」
スカートの下に隠したレッグシースからナイフを一本抜いて、男の首筋に当てる。浅く傷を入れれば、噴水のように血が噴き出した。
「あ、が……」
後ろに飛び退くと、男は首元を手で抑えて力なく倒れていった。ビクビクと身体を痙攣させ、男は程なくして絶命した。
「任務完了、っと」
血の付いたナイフを男の衣服で拭いていると、上から様子を見ていたらありかさが降りてきた。
「なるせ、おつかれ」
「うぃ」
「どうする? もう一件」
「……めんどくない?」
「確かに。明日でいいか、急ぎちゃうし」
「よっしゃあ、じゃあゲーセン行こーぜ!」
「いいねぇ〜」
次の予定がゲーセンに決まりかけたとき、ありさかの携帯が鳴った。ありさかはすぐに携帯を耳に当て、数回短く返事をして電話を切った。
「だるまから、すぐ本部来いって」
「えぇ〜なんで?」
「なんか、大変なことなってるらしい。詳細は合流してからやって」
「なんやそれ」
とりあえず行くか、とありさかと俺はその場を後にした。
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被苦人(プロフ) - そるんさん» 待って頂いてありがとうございます!😭😭😭いつも更新遅くてほんとに申し訳ありません😭😭今後も遅くはなりますが、末永くお付き合い願います🙇♀️ (7月4日 23時) (レス) id: dcf9525fc1 (このIDを非表示/違反報告)
そるん(プロフ) - 更新待ってました!!!!!これからも頑張ってください〜!! (6月1日 18時) (レス) @page27 id: 7bb0a126ac (このIDを非表示/違反報告)
被苦人(プロフ) - 凛さん» 大変遅くなってしまって申し訳ありません😭 (5月31日 20時) (レス) id: dcf9525fc1 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 異能力設定ありがとうございました! (5月31日 15時) (レス) id: cf87f55bfc (このIDを非表示/違反報告)
被苦人(プロフ) - 凛さん» ありがとうございます! 3人の異能力設定はふわっとしか決めていない状態なので、またしっかりと決めて詳細を載せたいと思います! しばしお待ちいただけたら幸いです。 (2022年8月24日 12時) (レス) id: 3dd58736bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:被苦人 | 作成日時:2022年8月1日 23時