だるまさんは転ばない！

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｢ちょおほんま聞いてや……｣

だるまの2度目の聞いてやに今度こそ俺となるせは耳を傾ける。


だるまの話は、彼女に｢俺とも一緒にAPEXしよう｣と誘ったら、｢また今度ね｣となんとなく微妙な返事が来たのだがどいうことなんだろう、といった内容だった。


｢だるまちょっと気にしすぎちゃう？ ほんまにまた今度しようねってことかもしれんやん｣

可もなく不可もなくといった言葉をかけるなるせ。まぁ無難にそれが一番だよなぁと思う。


｢ちゃうやん、『あ〜、うん』って付いとったんやって！ そんなん完全に濁してるやん！ 俺ゲームの誘いすら振られたん……？｣


そこで振られるという言葉は違う気もするが、きっとだるまの頭はそっちのことでいっぱいなのだろうと思い、特に言及することなく話を進める。


｢まぁでも、だるまとゲームするのが嫌なんじゃなかったとしても何かしらはあるやろな｣

｢何かしらかぁ……｣

だるまはうーんと唸った。


｢でもさ、嫌われてるってことはないと思うし、そんなに難しく考えることもないって。上手になってから一緒にやりたくてー、とかかもやし｣

｢え、それやったらめっちゃ可愛いやん。健気すぎん？｣

なるせの言葉にだるまの声がパッと明るくなる。ナイスなるせ、と心の中で親指を立てた。


｢そう考えたらめっちゃ元気出てきた。1戦やろうや｣

いつもの調子に戻っただるまは俺となるせのレディを急かした。なるせは満更でもない様子で｢はいはい、しゃーなしな｣なんて返す。


｢だるまの恋が成就したらなんか奢ってもらわなあかんなこれ。なぁなるせ｣

｢マジでそれ！｣

｢おうおう、何でも奢ったるわ！｣


調子よく言うだるまだったが、それでもジャンプは押し付けてくるのだった。




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discordについてなんですが、作者実はdiscordを使ったことがなくて、仕様とか間違っているかもしれません！！


一応調べはしたんですけれども、よく分からなかったのでコメント欄などでご指摘頂ければ今後改善していく所存ですのでよろしくお願い致します！！


被苦人

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